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ICT環境のセキュリティー上の欠陥を速やかに特定

NTT Com、「脆弱性見える化ソリューション」を発表

2018年02月28日 14時00分更新

「脆弱性見える化ソリューション」

 NTTコミュニケーションズは2月28日、ICT環境のセキュリティーリスクを可視化する「脆弱性見える化ソリューション」を発表。6月下旬より提供する。

 総合リスクマネジメントサービス「WideAngle」のプロフェッショナルサービスの新たなメニューとして提供される。企業や官公庁といった顧客のICT環境全体の資産情報をAPIで自動的に取り込み、システムごとの脆弱性を一元管理。脆弱性がICT環境に与える影響の有無や対応状況をリアルタイムに確認できる。マッチング技術により、生成される対策対象一覧をダッシュボードで確認、各システムにおける脆弱性の把握やリスクレベルと対処方法を容易に理解でき、システム管理者の脆弱性対応全般の作業負荷の軽減が期待できる。

 同社では2010年より脆弱性管理システムを導入し、導入前には脆弱性を発見してから該当システムを特定できるまでにおよそ2週間を要する事例もあったが、導入後にはおよそ10分で特定可能になったという。NTTグループ内で展開して運用上で得られたノウハウをソリューションにおけるワークフロー機能に活用。導入コンサルティングや登録代行支援、ヘルプデスクに至る支援サービスについてもオールインワンサービスとして提供する。

 初期費用は無料で、⽉額費⽤は8980円/IPアドレス(一定数のIPアドレスをまとめて年額契約する料金プランも用意)。導入コンサルティングやデータ登録代行などのサービスは別途料金(導入コンサルティングや登録代行支援、ヘルプデスクなどの支援サービスおよびダッシュボードは日本語対応のみ)。

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