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ゲームするなら音にもこだわりたい!『SONICBLAST』で手軽に音環境グレードアップ

2018年02月20日 11時00分更新

 PCやコンシューマー機でゲームをプレイするとき、ディスプレーに気をつかう人は多いが、意外とサウンドは二の次にしている人もいるのではないだろうか。ゲームの臨場感を高めるなら、サウンド環境を改善するのは有効な選択肢といえる。そこでオススメしたいのが、ポン置きで音環境を劇的に改善するゲーム向けスピーカーの設置だ。今回紹介するAVerMediaの『SONICBLAST』シリーズは、ディスプレーの前に置いて利用する「サウンドバー」と呼ばれるジャンルのスピーカーで、ゲームはもちろん、スマホとBluetooth接続して音楽を楽しむという使い方もできる製品だ。

 『SONICBLAST』には2つのモデルがあり、2インチスピーカーユニット4つと2インチパッシブラジエーター2つを搭載した2chサウンドバー『SONICBLAST GS331』、もう1つは2インチスピーカーユニット4つと3インチのサブウーファー2つを搭載した2.1chサウンドバー『SONICBLAST GS333』だ。

↑2chタイプの『SONICBLAST GS331』。サイズは620(W)×69.5(D)×65(H)mm、重量は約1328g。

↑GS331の背面センターにある入力端子類。周波数特性は35Hz~2万Hz、総合最大出力は40W。

↑2.1chタイプの『SONICBLAST GS333』。サイズは670(W)×105(D)×81.5(H)mm、重量は約2417g。

↑GS333の背面左よりにある入力端子類。周波数特性は100~2万Hz、総合最大出力は60W。

 それからもう1つ、さらに重低音を楽しむための6.5インチスピーカーを搭載した別売の専用サブウーファー『SONICBLAST GS335』も用意されていて、どちらのサウンドバーとも接続できる。しかもこのサブウーファーはワイヤレス接続のため、サウンドバーとの接続ケーブルは必要ない。電源さえ確保できれば、どこでも設置できる。

↑サブウーファーの『SONICBLAST GS335』。サイズは228(φ)×346(H)mm、約3220g

 基本的には、どちらのサウンドバーも機能は一緒だ。入力端子は背面にあり、ステレオミニジャックとピンプラグ(左右)、光デジタル入力が用意されている。USB端子があるのは、USBメモリーに楽曲を保存して、それを再生する機能が用意されているためだ。

 本体側面にある電源を入れると、スピーカーのある正面中央部のLEDが点灯する。電源が入っていないと赤色で、ライン(ステレオミニジャック)なら緑色、ピンプラグなら白色、光デジタルなら黄色、USBなら青緑と、入力を切り替えるごとに色が変化するので、この色を見れば現在のモードを判断できる。これはけっこう便利だ。

↑写真はGS331のものだが、右側にボタンが並んでおり、電源とペアリング、ボリュームアップ/ダウンの4つが備わっている。

↑センターに光るLEDの状態で、入力が分かるようになっている。

 操作には付属のリモコンを使用する。3つのサウンドモード「ゲームモード」、「映画モード」、「音楽モード」が用意されており、これらを切り替えることでそれぞれ音質が変化する仕組みだ。

↑付属のリモコン。リモコン操作すると、本体センターのLEDが一瞬消えるので反応しているかが分かる。またボリュームを最大または最小まで操作すると、ボタンを押してもLEDが反応しなくなるので判断可能だ。

 今回は、PS4 Proと接続して使ってみた。PS4とPS4 Proには光デジタル出力が用意されているので、これを利用している。もし手持ちのPS4がSlimタイプなら、光デジタル出力が備わっていないため、テレビなどにHDMI入力し、そこからピンプラグなどで本製品に出力することになるだろう。また、PCなどで光デジタル出力がなければ、ステレオミニジャックを利用するといい。

↑このようにテレビの前に設置する。GS331はセンターに接続端子類があるので、PSカメラと干渉しないように配線したい。

 ちなみに光デジタル出力を利用した場合、ゲームや映画が5.1chなどのサラウンド出力に対応していれば、左右の出力とウーファーの出力が別の信号になるので、よりクリアなサウンドが楽しめる。臨場感がグッと高まるので、なるべく光デジタルケーブルを購入して利用することをオススメしたい。

↑光デジタルケーブルの端子。PS4に接続したとき、特にサウンドの設定をしていなくてもHDMIと同時に出力されている。

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