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深センにあった未発表のGalaxy S9とS9+らしきスマホケースはこんなだ!

2018年02月08日 10時00分更新

文● 山根康宏 編集●ASCII編集部

 サムスン電子は2月25日にスペイン・バルセロナで新製品発表会「Samsung Galaxy Unpacked 2018」を開催します。もはやここで発表される端末は「Galaxy S9」「Galaxy S9+」であることは間違いないでしょう。この2機種については様々なリーク情報や噂話が出ています。なかでも製品サイズは気になるところです。

旧正月前の深セン電脳街にやってきました

 ところで中華圏ではまもなく旧正月を迎えます。今年は2月16日がお正月。お正月になると深センの電脳街も1週間近く休みとなってしまいます。そんなわけで、お店が閉まる前、正月前の電脳街を探索してみました。するといくつかのケース屋さんに見慣れぬ機種名のケースが並んでいます。

S9って、もしかしてGalaxyですか!?

 S9/S9 Plusと無造作に貼られた商品札、これって何ですかと聞くと「S9とS9+だよ」とのこと。お店の人は「サムスン」とも「Galaxy」とは言っていません(笑)。しかし、今月の新製品発表を前に、早くもケースが登場しているようです。ケースの種類はいくつかあり、本革から合皮、透明タイプなど複数がすでに販売中。

こちらは別のタイプ。SAMというメーカー対応、ってサムスンでしょ

 ウワサではGalaxy S9はシングルカメラ、Galaxy S9+はデュアルカメラで縦2列配置と言われていますが、展示されていたS9とS9+の透明タイプケースを見ると、確かにそんな感じ。もちろんこれが正しいかどうかはわかりませんけどね。

S9+(左)とS9のカメラの違いがわかる

 では実際にケースを見てみましょう。まずは右側面。電源ボタンのみが配置されているのはGalaxy S8/S8+と変わりません。

本体右側には電源ボタンを備える

 そして左側面には長いボタン=音量上下ボタンがあり、その下にもうひとつのボタンがあります。Galaxy S8/S8+同様、音声AIアシスタントのBixbyの呼び出しボタンをS9/S9+も備えるようです。

左側面にはBixbyボタンもあるようだ

 本体下部には丸い穴があります。これは3.5mmヘッドフォン端子でしょう。S9/S9+でもヘッドフォンジャックは廃止されないようで安心しました。USB Type-C端子のみの端末が増えていますが、いざってときに市販のヘッドフォンが使えないのは不便ですからね。

下部はヘッドフォン端子とUSB Type-C端子

 ここからは、ケースに端末を入れたと思い込んで、手で持ってみましょう。まずはS9のほう。サイズは現行のS8とほぼ同じのようです。カメラ部分の穴が縦に空いていますが、シングルカメラのためか開口部はあまり大きいとは思いません。コンパクトなサイズで持ちやすいですね。

S9の(ケース)サイズはS8とほぼ同じ

 一方S9+も、Galaxy S8+とほぼ同じ大きさのようです。カメラが縦に2つ並んでいるうえに、その下に指紋認証センサーがあるので背面のイメージはかなり変わっています。「Samsung」や「Galaxy」あるいはキャリアのロゴがどの位置に配置されるか気になります。

カメラ部分が縦に開口しているS9+のケース

 ケースを見る限り、S9/S9+がカメラ進化の製品であることがよくわかります。果たしてこれがGalaxy S9/S9+用のケースかどうかは神のみぞ知るですが、まあ相変わらず深センの動きの速さには感心してしまいますね。

S9/S9+が発売されてもケースに困ることは無さそう

山根康宏さんのオフィシャルサイト

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