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中学生制作の戦争映像作品がアメリカで高評価

2018年02月05日 12時45分更新

 工学院大学附属中学校2年の生徒たちが道徳の授業で制作したビデオ作品『PEACE』が、「プロビデンス・チルドレンズ・フィルム・フェスティバル2018」でファイナリストに選出された。

 作品は約5分間のオリジナル・ビデオで動画撮影、戦争体験者へのインタビュー、英語字幕の作成すべてを生徒たちが担当。国内でも平和をテーマに学生など若者を対象に開催される映像の祭典「国際平和映像祭(UFPFF)2017」に出品し、ファイナリストに選出されている。アクティブラーニングやICT教育、アイデアを形にして発信する力や思考力、情報活用力やメディア情報リテラシーを養うデザイン思考の授業など、同校が実践する「21世紀型教育」が今回の快挙をもたらした。

 制作チームは、以下のようにコメントしている。「自分たちの住んでいる地域やその周辺でおきた戦争を題材に、八王子市郷土資料館や東大和市郷土博物館等にも取材に行き制作しました。戦争体験者の方々の気持ちをより深く理解していただけるよう、直接インタビューをし、実際に爆撃を受けた建物を探しまわって撮影などを行いました」。「プロビデンス・チルドレンズ・フィルム・フェスティバル2018」は2月16日からアメリカのプロビデンスで開催する。

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