2018年01月18日22時00分

mineo、100万回線間近! ファンファーストで生き残りを狙う

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 ケイ・オプティコムが展開するモバイルサービス「mineo」は、都内でメディア向けの事業説明会を開催。mineoの現状説明とともに、今後の戦略について紹介した。

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ファンコミュニティー重視でMVNOの競争を勝ち抜く考えのmineo

昨秋のキャンペーンで一気にユーザー獲得
今年度中に100万回線に到達予定

 まず回線の状況については、2017年末の状況で約90万回線を達成。2017年度内の100万回線を予定している。これはサービス開始時から目標として公表してきた数値であり、サービス開始から4年弱でついに到達することになる。

 特に昨年10月は単月で4万8000回線を獲得。これは音声SIMを契約すると、12ヵ月にわたり、月900円が割り引かれるという「大・大盤振る舞いキャンペーン」の影響によるもの。ちなみに昨年12月から、割引期間が6ヵ月に短縮されたものの、同様に月900円が割引の「続・大盤振る舞いキャンペーン」を展開。これは実は今日18日までだったが、「100万回線ありがとう!キャンペーン」名前を変え、春商戦の5月8日まで継続される。

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現在は90万回線。3月末での100万回線到達を予定。市場シェアも拡大している

 とはいえ、昨年から主要キャリアの新料金プランや“サブブランド”の展開により、MVNOを取り巻く状況は決して楽観できる状況ではない。MVNO間の競争やサバイバルレースも進んでいる中で、ユーザーに安心して使ってもらうためにも競争に勝ち残ること、そのために「オンリーワンな存在」になることを目指す。

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他のMVNOとは異なる特色がファンコミュニティーの存在だ

 そこでキーワードとなるのが、mineoが繰り返しアピールしてきたユーザーコミュニティーの重視といった「圧倒的ファンファースト」だ。コミュニティーサイト「マイネ王」の月間PVは700万を突破、mineo全体の契約数に占めるメンバー数の割合も約4割となっている。これらの効果により、解約率は1.11%にまで低下。また、「人に推奨したいサービス」である指標となるNPS(Net Promoter Score)という数値で、キャリアやMVNOの平均を大きく上回る数値を獲得しているという。

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解約率や他のユーザーに勧めたいサービスという観点で優位な地位を築いている

 ユーザーの利便性を上げるという部分では、3月末のリリースを目指し、スマホ用の「mineoアプリ」を開発している。このアプリではmineoの売りである「パケットギフト」や「フリータンク」といった機能も手軽に利用できるようになる予定だ。

2万円台前半の新スマホを2月に発表
なんとSIMフリー版iPhone 7を取り扱い開始

 説明会では、セット端末の新モデルについても公表された。タブレットはファーウェイ「MediaPad M3 lite」、スマホは2万円台前半の製品が2月に発表予定とされている。さらにiPhone 7/iPhone 7 Plusの取り扱いも開始する。これは他のMVNOでも見られる認定中古品でもなく、国内版SIMフリーモデルの新品とのこと(つまりFeliCa搭載)。しかもApple Storeでも販売が終了している「(PRODUCT) RED」や256GBモデルが含まれるなど、少々不思議な部分もある。

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ミドルクラスのスマホの新機種が2月に登場予定。iPhone 7も取り扱い開始。Apple Storeでの販売は終了しているPRODUCT REDが

 これについては“信頼できる代理店”から入手したもので、もちろん保証も受けられる製品だ。ただ価格はiPhone 7の128GBモデルが7万8000円、256GBモデルが8万7600円、iPhone 7 Plusの128GBモデルが8万9400円、256GBモデルが9万9600円(いずれも税抜)と、現在Apple Storeで購入した価格を上回るケースもある。mineoの料金とのセットで分割払いもできるので、それも含めて判断するといいだろう。

MVNOが混雑する時間帯も高速なサブブランド
どうして可能なのか、明らかにすることを求める

 なお、発表会後の囲み取材では、総務省「モバイル市場の公正競争促進に関する検討会」で同社が意見を出した件についての質問もなされた。

 これは、いわゆる“サブブランド”(KDDI子会社でau MVNOでもある「UQ mobile」を想定?)における混雑時間帯の通信速度で、一般のMVNOでは接続料と料金のバランスを考えると提供不可能と考えられる数値が出ていることに疑問を呈したものだ。これについては、なぜそれが可能なのか、まずは内容を明らかにすることを求める姿勢を示した。

 また、au回線を用いたSIMでiPhoneでのテザリングが利用できない件では、KDDIとの話し合いの中で技術的な解決策については見えてきたとするが、作業に要するコスト負担など、まだ課題があることが明かされている。


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