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使用スタンプや公式アカウントとのトーク内容などを利用へ:

LINE トーク利用状況など収集・分析

2018年01月15日 17時30分更新

 LINEは15日、メッセージアプリ「LINE」の最新バージョン8.0.0をリリースしました(iOS版。Android版は14日リリース)。

 新機能として、トークルーム上部の「写真」メニューを動画も見られる「写真/動画」にアップデートしたこと、メッセージを長押しして表示されるメニューのデザインを変更したこと、表示言語をLINE内で自由に変更できるようにしたことが挙げられます。

 アップデート後にLINEを起動すると、「サービス向上のための情報利用に関するお願い」が表示され、見慣れない画面に驚いた人もいるかもしれません。LINEの不正利用防止やサービスの提供・開発・改善、広告配信などのために利用する情報が変更されたことで、ユーザーに同意を確認するための画面です。

 変更された情報は以下のとおりです。なお、友だちとのテキストや画像・動画などのトーク内容や通話内容は含まれないと案内されています。

▼友だちとのトークルーム
・使用したスタンプ、絵文字、エフェクト、フィルターの種類
・トークの相手、日時、既読、データ形式※、取消機能やURLへのアクセスなどの利用状況

▼公式アカウントとのトークルーム
・トーク内容(テキストメッセージ・画像・動画の内容を含む)を含むコミュニケーション
※ただし、官公庁、自治体、政党、金融、病院、宗教に関連するものなど、LINEが特に機微な情報を扱う可能性があるとして指定したアカウントについてはトーク内容の分析対象外となる。

▼タイムライン
・投稿内容、投稿日時、データ形式、コメント欄のスタンプ、閲覧時間および回数など
※ただし、公開範囲が「自分のみ」の場合、投稿内容は対象外となる。

▼LINEが提供しているブラウザ、保存、共有などの利用状況
・トークルームで保存、共有といった機能を使った場合、そのデータ形式など

▼LINE経由でのURLアクセス元情報
・例えば、友だちとのトークルームからアクセスした場合、そのトークルームのこと

 ちなみに、情報利用への同意を変更することはいつでも可能。「その他」→「設定」→「プライバシー管理」をタップし、「情報の提供」→「トークルーム情報」をオン。「サービス向上のための情報利用のお願い」画面で、同意状況について選択すればOKです。

 これにあわせて、「LINE プライバシーポリシー」も更新されています。LINEがプライバシーポリシーを更新するのは2015年12月17日以来。

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