2018年01月11日10時00分

10000mAhバッテリーや特大スピーカー搭載! 中国・OUKIのスマホが面白い

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 今やスマートフォンの多くは中国製。そして中国メーカーも世界シェアで上位に入るなど一流メーカーが次々に生まれています。とはいえ、そこはやっぱり中国。まだまだマイナーな中小メーカーも多く、ちょっと面白い機能を搭載した製品を製造しています。その中でも深セン華興動感科技が手掛けるスマートフォンブランド「OUKI(欧奇)」の製品に注目してみましょう。OUKIはすべての製品に特長があるのです。

ギネスに申請! 待ち受け90日の長時間スマホ

 まずはOUKIの誇る大容量バッテリーを搭載した「黒牛シリーズ」の最上位機種「P6」から。このスマートフォンはなんとギネスに世界記録を申請中とのこと。その理由は10000mAhの特大バッテリーを搭載することで、連続利用は9日間、待ち受け時間は90日間の長時間駆動を実現しているからです。1週間以上充電いらずだなんて、スマートフォンの使い方が変わりますよね。

 しかも、OTGケーブルを使って他のスマートフォンを充電することも可能です。スペックはSoCがMT6735(クアッドコア)、メモリー2GB、内蔵ストレージ16GB、5.5型HDディスプレー、リア1300万画素+フロント500万画素のカメラなど。価格は1999元(約3万4500円)。

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背面の「黒牛」ロゴもカッコイイ、90日連続待ち受けできるP9

音量100デシベルの特大スピーカー搭載スマホ

 「P2」はヤマハの音源チップを搭載し、本体内部の構造を特殊にすることで最大100デシベルの大音量で音楽を再生できます。100デシベルって、電車のガード下の音とほぼ同じだそうです。これだけの音が出るとなると、電話の着信音なども周りが驚くほどの音量で鳴っちゃうでしょう。アラームをかけてもこれならすぐに目覚めそう。

 なお、P2は2015年の製品ですでに生産中止。今は後継モデルとしてSoCがMT6735(クアッドコア)、メモリー2GB、内蔵ストレージ16GB、5型HDディスプレーで、リア1300万画素+フロント500万画素カメラ搭載の「P7」が1199元(約2万700円)で販売されています。P7の最大デシベル数は不明ですが、おそらくP2はやかましすぎたことから、音量は抑えられていそうです。

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ガラスを破壊するほどの音量を奏でるP2

9V/2A充電5分で2時間通話できる、超高速充電スマホ

 「P3」は6080mAhの大容量バッテリー搭載スマートフォン。P6の10000mAhには及ばないものの、かなりの容量です。しかし、これだけバッテリーサイズが大きいと充電にも時間がかかってしまいます。そこでP3は9V/2Aで充電できる高速充電技術を搭載したのです。わずか5分の充電で2時間通話ができるということで、バッテリー残量が少ないときも安心ですね。

 SoCはMediaTek製のMT6735なのでクアルコムのQuickChargeではありません。MediaTekはPump Expressという高速充電を持っていますが「9V/2A」ではないようです。おそらくOPPOが開発したVOOCを搭載していると思われますが、メーカーにはその記述はなし。購入して試したいところです。スペックはメモリー1GB、内蔵ストレージ16GB、5.5型フルHDディスプレー、リア1300万画素+フロント500万画素のカメラ搭載で、価格は999元(約1万7300円)。

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独自の急速充電が安心なP3

OUKIのスマホは1年間無償交換可能

 OUKIの製品はそれぞれの特徴以外にも大きなウリがあります。それは「365日本体交換保証」。調子が悪くなったときや故障した時に、修理ではなく本体を新品に交換してもらえるというもの。これはすごいですね。中小メーカーですから整備品への交換ではなく、新品の在庫品と交換してくれるのでしょう。保証を受けられる基準は不明ですが、いつでも新品にしてくれるとなれば、毎日安心して使えます。

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なんと365日完全交換をウリにしている

バッテリーケースが付属する充電スマホ

 黒牛シリーズは本体バッテリー容量が大きいものの、厚みや重量が増してしまいます。そこで「G12」では外付けバッテリーで駆動時間を延ばすことにしました。付属するのはモバイルバッテリーではなく、本体の後ろに装着できる専用品。この手のものはiPhone向けに数多く製品が出ていますが、マイナーメーカー向けの製品はほぼ存在しません。そこで自社専用品をメーカー自らが提供しているのです。

 G12の本体バッテリー容量は2000mAh。外付けバッテリーが5000mAhなので合計7000mAhとなります。また外付けバッテリーはUSB端子があるので他のスマートフォンを充電することも可能。装着時にはスマートフォンスタンドにもなります。G12のスペックは、SoCがMT6737(クアッドコア)、メモリー2GB、内蔵ストレージ16GB、5型HDディスプレー、800万画素のカメラとエントリークラスですが、バッテリーを付けることで付加価値を高めているわけです。

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専用の合体型バッテリも付属するG12

ガラホスタイルな高級スマホ

 OUKIはガラホもやっています。やはり折りたたみスタイルはどの国でも一定のニーズがあるのでしょう。「W2017」は革風の仕上げの高級折りたたみスタイル。スペックはSoCがMT6735、メモリー2GB、内蔵ストレージ16GB、4.2型HDディスプレーを表裏に配置し、閉じても開いても使えます。

 このデザインと型番はサムスン電子の中国向け高級スマートフォン「心系天下」のパクリなのですが、OUKIのほうは背面カバーを鏡面仕上げ風と革仕上げ風の2種類に交換できるのがウリのようです。定価は2999元(約5万1800円)らしいのですが、実売価格は半額。質感や仕上げもおそらく価格相応でしょうが、無名メーカーの作る高級端末、ちょっと触ってみたいですね。

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W2017の高級感あふれる質感はぜひ触れてみたい

山根康宏さんのオフィシャルサイト

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