週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

ASCIIアイドル倶楽部定期公演Vol.8はクリスマス公演

Google Homeも祝福!?マジパン浅野杏奈とさんみゅ~新原聖生W生誕祭レポート

2018年01月09日 09時00分更新

 昨年のクリスマスである12月25日にAKIBAカルチャーズ劇場にて「ASCIIアイドル倶楽部定期公演Vol.8」が開催された。ASCIIアイドル倶楽部定期公演は週刊アスキーの表紙を飾ったアイドルに会いにいく、そんなコンセプトでお届けするライブイベント。Vol.8は「マジカル・パンチライン」と「さんみゅ~」の2マン公演となった。マジカル・パンチラインは週刊アスキー1149号、1150号、1151号の表紙を担当し、さんみゅ~は1月末発売の週刊アスキーの表紙を担当予定だ。

 開演と同時に2グループそろって登場し、中山美穂のクリスマスソング「遠い街のどこかで」をカバー。小山リーナは「クリスマス感がすごくある楽曲をさんみゅ~さんと歌えてよかったです」野田真実は「マジパンさんとはニコ生でしか話したことがなかったので、今回のライブでようやくコラボできました」とコメント。コラボステージから始まるスペシャル感のあるスタートとなった。

どんな世界観でも高レベルで再現するマジパン圧巻のステージ

 マジカル・パンチラインはモデルやタレントとして活躍する佐藤麗奈を中心に結成された5人組アイドルグループ。グループ名は「魔法の言葉」を意味する造語で、「魔法」をコンセプトにさまざまなパロディーやオマージュを織り交ぜた楽曲や衣装、ステージパフォーマンスで多くのファンを魅了している。

 今回のライブは12月20日に発売されたシングル「DEUS EX MACHINA」より「私が私を燃やす理由」からスタート。同シングルは人工知能「AI-CD β」によるクリエイティブディレクションを基に、楽曲よりも先にミュージックビデオを制作して、ミュージックビデオに合わせて楽曲を制作するという面白い試みから生まれた作品。「私が私を燃やす理由」は物語という虚構の中で自分らしく生きていく道を選んだ主人公の苦悩や覚悟を歌っており、メンバーごとの歌唱パートが映えるようなフォーメーションをうまく取り込んだキレのあるダンスがとても印象に残った。アップテンポでラップ調の歌詞がクセになる「108煩悩BOMB」、キラキラとした楽曲で元気になる「Happy New Kitchen」と続く。後半は打って変わってロックテイストな曲調の「手のひらがえし」「那由多不可思議ソウルライブツイスター」「万里一空 Rising Fire!」を披露。さまざまな世界観の楽曲をステージ上で見事に表現してしまう彼女たちのパフォーマンスは圧巻だった。

■セットリスト
1.私が私を燃やす理由
2.108煩悩BOMB
3.Happy New Kitchen
4.手のひらがえし
5.那由多不可思議ソウルライブツイスター
6.万里一空 Rising Fire!

AIスピーカー vs アイドル まさかの展開に会場爆笑

 毎回ASCIIアイドル倶楽部定期公演のステージでは、最新デジタルグッズなどを紹介している。今回は最近話題のスマートスピーカー「Amazon Echo」と「Google Home」を試してみることに。

 浅野杏奈がAmazon Echoに「1+1は?」と話しかけると「1と1の合計は2です」と即座に反応。野田真実がGoogle Homeに「OK Google、さんみゅ~ってなんですか?」と問いかけてみたものの「すみません、お役に立てません」と返答。ならばと、小山リーナが「OK Google、マジカル・パンチラインってなんですか?」と問いかけるものの「すみません、お役に立てません」。Google Homeのメンバーたちに対する無情な反応に会場に笑いが沸き起こる。「この子(Google Home)は多分アイドルが好きじゃないんだ!」と佐藤麗奈がGoogle Homeにツッコミを入れた。ぜひともアップデートでアイドルに詳しいスマートスピーカーになってほしいものだ……

どこか懐かしくて口ずさみたくなる、さんみゅ~のステージに聞き惚れる

 さんみゅ~は純白アイドルをキャッチフレーズに掲げる5人組アイドルグループ。2013年1月にデビューして以降、9枚のシングルと1枚のアルバムをリリースしている。全作品を通じて80年代の王道アイドルサウンドを継承する姿勢が特徴。アップテンポな曲調とクラップで盛り上がる「Live a Live! ?愛があれば大丈夫?」からスタート。続く「恋のプラットホーム」は恋に思いが揺れる気持ちを歌った曲で、サビパートの「YU・RA・YU・RA FU・WA・FU・WA 恋電車~」のくだりは、自然と耳に残りふと口ずさんでしまいたくなるようなどこか懐かしいグルーヴ感にあふれていた。MCパートでは西園みすずが「聖なる日に生まれて聖生(せな)という名前の新原聖生さん。誕生日でもありクリスマスという大切な日に駆けつけてくれたファンの皆さんにこのライブへの意気込みを聞かせてください」といきなり無茶振り。新原聖生は戸惑いながらも「今日はマジカル・パンチラインさんとの2マンライブなので、さんみゅ~を知らない方にも知ってほしいです……。苦手なの言葉で伝えるのは!だから歌いましょう!」と元気に宣言して後半パートに挑んだ。「初雪のシンフォニー」はクリスマスにぴったりなウィンターソング、雪が舞い散るような振り付けが特徴。「僕はココにいる」「そっと、ぎゅっと、もっと、ずっと」と続いた。

■セットリスト
1.Live a Live! ?愛があれば大丈夫?
2.恋のプラットホーム
3.午前零時~いつわりのLove~
4.初雪のシンフォニー
5.僕はココにいる
6.そっと、ぎゅっと、もっと、ずっと

Google Homeも祝福!?マジパン浅野杏奈とさんみゅ~新原聖生W生誕祭

2人の誕生日を歌でお祝いしてくれるGoogle Home

 ライブのエンディングではトークステージでも大活躍!?だった「Google Home」が登場!沖口優奈が「OK Google,ハッピーバースデーソングを流して」と話しかけるとGoogle Homeが音楽すトリミングサービス「Spotify」からバースデーソングを再生!12月25日が誕生日のマジカル・パンチラインの浅野杏奈とさんみゅ~の新原聖生をお祝いした。

2人は、

【浅野杏奈】17歳になりました。花のセブンティーンということでいろんなことにチャレンジしてどんどん自分を高めて行きたいです。

【新原聖生】同じ誕生日で、同じクリスマス生まれで、しかもメンバーカラーが2人とも赤っていうすごい偶然ですね。19歳になったんですけどもうすぐ大人になるので語彙力が欲しいなって思うので頑張ります。ライブや人との出会いを大切にして楽しんで行けたらなと思います

とコメント。

 さらに、2人でコラボステージを披露することに。楽曲はメロン記念日の「赤いフリージア」。2人のメンバーカラーと冬に季節にぴったりな楽曲で、ノビあり大人っぽい新原聖生の歌声と浅野杏奈のかわいらしく歌声が化学反応を起こした素晴らしいステージだった。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この特集の記事