高砂熱学工業は11月15日、長時間労働問題を踏まえた、業務効率化、従業員の健康増進などを目的とする「働き方改革」に取り組むべく、11月下旬から「Apple Watch Series 3」を400台順次現場に導入すると発表した。国内企業の導入事例としては最多だという。
同社はApple Watchによって、手がふさがっている状態でも電話やメールなどの大切な連絡を逃しにくいことに加え、アクティビティーアプリで消費カロリーなどの活動量を記録して健康管理もできると考えている。
当面は、スケジュール通知、メール確認、業務依頼のリマインダー登録など、Apple Watchがもつ基本機能を活用して情報共有の質とスピードの向上や作業の効率化等について検証を重ねて行くという。
また社内外の関係者に貸与し、より広範な検証を実施するとしている。
今後、来年1月末にはApple Watchの有効性についてのアンケートを実施して効果を検証するとともに、Apple Watchの新しい活用方法についてのアイデアを募り、生産性向上に結びつけていく計画を立てている。
現場では「手がふさがっていることも多く、素早くスマートフォンの操作や応答がしづらい」「大事な連絡を逃すことも多い」など従業員の意見を考慮し、今回Apple Watchの導入を実施したという。
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