2017年11月09日11時00分

スマホ50回充電できる13万9200mAh超絶大容量バッテリーがすごすぎた

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 cheeroは11月2日にAC/DC/USB出力可能なLEDライト付き超大容量バッテリー「cheero Energy Carry 500Wh(CHE-090)」を発売しました。

 この発売されたばかりのcheero Energy Carry 500WhをiPhone X発売を待つApple Store 表参道の待ち行列の場で利用する機会がありましたので、仕様と実際に使ってみた感想を利点と欠点も含めて紹介していきます。

「cheero Energy Carry 500Wh」の仕様をチェック

cheero Energy Carry 500Wh
本体正面

 まず仕様です。cheero Energy Carry 500Whは500Wh(13万9200mAh)の大容量モバイルバッテリーで、本体重量は約5.4kg。本体寸法は約270×315×170mm。

 正面はバッテリー残量と充電表示をする小型のディスプレイ「液晶」(中央)と「液晶点灯ボタン」(右上)。「液晶点灯ボタン」を押すことにより、現在の入力と出力のワット数とバッテリーの残量状況を知ることができます。

cheero Energy Carry 500Wh
本体左側面

 左側面には「LEDライト」とLEDライトのON/OFFボタン。そして、合計120Wまでの出力に対応した「DC 12V シガーソケットと6mmの出力口(2つ口)」とAUTO-ICを搭載した「USB 5V/2.4Aの出力口(2つ口)」。DC出力口、USB出力口それぞれに出力ボタンがあり、ボタンを押すことで出力がはじまります。

cheero Energy Carry 500Wh
本体右側面

 右側面には最大300Wまでの出力に対応した「AC 100V / 2.6A, 60Hzの出力口」。正弦波対応なので、精密機器でも安心して接続して利用できるとのこと。そして最後は「cheero Energy Carry 500Wh」自身を充電するときに利用する「DC 25.2V/3.5Aの入力口」。付属するACアダプタで本体を充電します。

cheero Energy Carry 500Wh
本体背面

 なお、背面には放熱時に回転するファンが備え付けられていますが、使用中に常時ファンが回転する仕様ではないとのこと。実際に使っているときもファンが回ることはありませんでしたし、「寝る時も気にならない静音」もこの商品の特徴のひとつとなっています。

 このほか、安全機能として「過充電(電圧/電流)時」「過放電(電圧/電流)時」「短絡化(ショート)時」「発熱時」の自動停止機能や、デバイス充電完了時自動停止機能(一部未対応機種あり)を備え安全に配慮した設計に。

 このcheero Energy Carry 500Whは総容量13万9200mAhの大容量バッテリー。正直なところ、13万9200mAhというとてつもない大きな値にピンときませんが、スマートフォンの充電は約50回、テレビであれば約4時間、ノートパソコンは約20時間使用可能とのこと。ちなみに、cheero Energy Carry 500Wh自身は約7時間でフル充電することができます。

iPhone X発売を待つ間に大活躍だった

cheero Energy Carry 500Wh

 今回cheero Energy Carry 500WhをiPhone X発売を待つApple Store 表参道の行列のなかで使ってみました。

 行列に並んだ私たちは2泊をその場所で過ごし、最後の1泊は手持ちのモバイルバッテリーも使い果たしてしまいそうになり、さらに、行列に並んでいる間はその場から長い時間を離れることもできません。パソコンやスマートフォンのバッテリーがこのままでは尽きるかもという問題に陥り、このcheero Energy Carry 500Whに助けてもらった形になりました。

 AC 100Vの出力口からテーブルタップで分配(ただし、仕様に定められている消費電力300Wを超えないように注意!)し、MacBook Pro 1台と「cheero 6 USB AC Charger」からApple iPhone5s/7Plus、iPad miniをはじめとしたデバイス5台、モバイルルーター1台の合計6台を接続してまずはバッテリー充電。

cheero Energy Carry 500Wh

 cheero Energy Carry 500Whが活躍したのはパソコン、スマホやモバイルルーターなどの電子機器のバッテリー充電だけではありませんでした。さらに、明け方の一番寒い時間帯には、消費電力85Wの「電気ひざ掛け毛布」を使うというとても変態的な使い方にもcheero Energy Carry 500Whの威力を発揮。

 フルパワーで電気ひざ掛け毛布を使ってしまうと、さすがにcheero Energy Carry 500Wh自身のバッテリー消耗が激しくなってしまうことから、途中からは電気ひざ掛け毛布の暖かさをできるだけ最小限にして使うことにしました。それでも朝晩の冷え込みが厳しくなってきた11月の屋外において、ちょっとした暖をとることができてしまいました。モバイルバッテリー本来の使用用途である「電子機器を充電する」ことだけを考えていた私たちには大きな驚き。

 もちろんcheero Energy Carry 500Wh自体のバッテリー消耗を考えると、なんでもかんでも繋ぎ、長い時間電源供給、というわけにはいきませんが、利用しようとする製品の消費電力との相談の上、短時間であればこういった暑さや寒さを凌ぐような手段にも使えそうです。

 ちなみに、「AC 100V / 2.6Aの出力口」にMacBook Pro 1台とスマートフォン5台、モバイルルーター1台の充電、そして、電気ひざ掛け毛布の電源供給など様々な機器を繋いで1.5時間。さらに「USB 5V/2.4Aの出力口(2つ口)」で1.5時間ほどスマートフォンの充電などにフル活用をさせてみたものの、100%に充電されたcheero Energy Carry 500Whのバッテリー残容量はまだ約42%。今回はcheero Energy Carry 500Wh自身のバッテリーを完全に使い切るまでに至ることができず。

 電気ひざ掛け毛布を利用したことによって、短時間で消費させた感もありますが、パソコン、大量のスマホやモバイルルーターの充電を単純にやった程度ではそう簡単に使い切ることは難しそう。そのぐらいcheero Energy Carry 500Whはタフに使える超大容量バッテリーであるとも言えそうです。

「静音性」があり屋外でも夜間でも気兼ねなく使える!でも「雨対策」を!

cheero Energy Carry 500Wh

 cheero Energy Carry 500Whの利点はDC 12VやUSB 5Vだけでなく、AC 100Vの出力口があることは嬉しいところ。

 一般的な利用想定シーンとして、キャンプといった移動先での利用、災害・停電時の利用が挙げられていますが、これ以外にも、映像撮影などの現場などでも使えそうです。例えば、小さな容量のバッテリーをたくさん準備し、バッテリー交換をひんぱんに交換するドローン撮影。このような場合、普段は撮影に要する時間に応じて大量のバッテリーを計算して用意することが多いのですが、ある程度の個数分だけバッテリーを用意し、ドローンを飛ばしたあとに消耗したバッテリーをローテーションで充電する、そんなときにも重宝するのではないかと感じています。

 そして特筆すべき利点は「静音性」。屋外での電源供給を考えたとき小型の発電機を用いることもあります。しかし、大きな発電を要しないのであればcheero Energy Carry 500Whのほうが屋外、そして夜間であっても周りを気にせず使うことができるのでとても助かります。発電機を使ったときのような排気もありません。

 また、屋外で発電機を使用した時、発電機自身が発するノイズが電子機器(特にトランシーバーなどの無線通信機器)に影響してしまうケースに遭遇することがあります。これまで屋外で電源を供給するために仕方なく発電機を使っていたけれども、ノイズを避けるためにcheero Energy Carry 500Whのような超大容量バッテリーへ置き換えられるという需要にも応えることができそうです。

 逆に、欠点を挙げるとするならば、やはり約5.4kgの重量。

 持ち運びのための取っ手がありますから、ハンドキャリーでの持ち運びが容易となっているものの、徒歩や電車での長時間の持ち運びには正直なところ男性でも疲れてしまうかも。屋外へ連れて行くならば、予め自宅などで充電をしておき、車に積み込み、移動先で車から運び出して使うのがcheero Energy Carry 500Whが最も得意をする形となるでしょう。

 そして、ひとつ注意をしておかなければならないのは「雨」です。

 発電機は屋外にて野ざらしで利用してもある程度耐えることができるものも多いですが、cheero Energy Carry 500Whは屋外での利用を想定して作られているものの、利用における注意事項のひとつに「本体に水を浸したり、雨にあたる場所に置かないでください」の表記があります。商品の特性上やはり「雨」対策は必要です。

 私たちが実際に利用しているときも、たまたま一時的な雨模様に見舞われ、その間は、ビニールシートなどで覆う対応を念のためしました。大掛かりな「雨」対策は不要かもしれませんが、タフに使うことができる商品であるとはいえども、末永く使い続けるためにちょっとした(特に「雨天時の屋外に放置し続けない」などの)愛のあるケアはしてあげることをオススメしたいと思います。

 cheero Energy Carry 500Whは定価8万8000円。Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングで購入可能ですが、11月6日現在、発売を記念した数量限定の特別価格で提供されています。Amazonは5万8800円、楽天市場とYahoo!ショッピングは5万9800円。

 詳しくはcheeroのウェブサイトからチェックしてみてください。

cheero Energy Carry 500Wh
型番:CHE-090
入力:DC 25.2V / 3.5A
出力:
AC 100V / 2.6A, 60Hz 300W
DC 12V / 10A (合計120W)
USB 5V / 2.4A (合計24W) (AUTO-IC機能付き)
寸法(本体):約 270 × 315 × 170 mm
重量(本体):約 5.4 kg

■関連サイト

ライブメディアクリエイター
ノダタケオ(Twitter:@noda

noda

 ネット番組の企画制作・配信、ライブ配信メディアとソーシャルメディア関連の執筆などその活動は多岐にわたる。イベント等のマルチカメラ収録・配信や、自治体・企業におけるソーシャルメディアを活用した情報発信サポート業務などもこなす。タイ王国とカフェ好き。

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