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ダイナミックの低域とBAの繊細さ

フェンダーの5ドライバー最上位イヤフォン「FXA11」を聴いた

2017年11月04日 09時30分更新

 中野サンプラザで開催中の「秋のヘッドフォン祭2017」では、フェンダーミュージックが試聴ブースを設け、発表したばかりのモニターイヤフォンの最上位モデル「FXA11」を国内初披露した。

最上位モデル「FXA11」

 ダイナミック型のドライバーを1基と、BA型ドライバーを4基搭載するハイブリッドモデル。3.5mmのケーブルと3芯の2.5mmバランスケケーブルを同梱するほか、他のモデルがツヤのあるシェルを採用しているのに対し、マットに仕上げたプレートを配置することで、高級感も追求している。実売価格は15万8000円。

 試聴させてもらうと、まず3Dプリンターによるボディーが非常に滑らかで装着感が良い。クリアーなパーツに異物や気泡の混入などもまったくなく、質感は高い。ダイナミック型ならではの低域の力強さと、4つのBAドライバーによる繊細な表現、音の分離を両立しており、小さな筐体から出ているとは思えないサウンドと感じた。

 注目度の高い製品のため人気ブースとなっているが、来場した際にはぜひ試してほしい製品だ。

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