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単語の出現頻度を時系列を追って可視化

伸縮自在、時間軸に着目した新感覚検索エンジン「TIMEMAP」

2017年10月31日 17時00分更新

「TIMEMAP」

 一般社団法人タイムマップは10月30日、時間軸に着目した新タイプの検索エンジン「TIMEMAP」を一般公開した。

 国立情報学研究所(NII)高野研究室およびNPO法人連想出版の連想検索を技術基盤として、インプレスグループのコンテンツや編集ノウハウとの協業により実現。キーワード検索することで、複数のコンテンツから該当情報を探し出し、瞬時に年表を作成・表示する。

 表示された年表はユーザーのピンチイン・ピンチアウト操作などにより、時間軸に沿ってズームイン・ズームアウトできるため、年表上を時間旅行するかのように自在に移動でき、情報の検索・閲覧に新しい視点や視野を提供する。検索キーワードは同時に3語まで指定可能。それぞれの歴史上の出現頻度も要約グラフとして同時に表示される。また、年表上の任意の記事を選択すると、その記事を種として連想検索を起動して、内容的に関連するデータを他のデータベースから収集する「連想検索」機能も装備。

 なお、検索対象になっているメディア・コンテンツは、 TIMEMAPの主旨に賛同しているインプレスなどパートナー各社のコンテンツであるため、信頼性が高く、フェイクニュースのファクトチェックにも役立つことが期待できるという。

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