週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

iPhone 6/6s→iPhone Xに買い替えは10個のいいことで世界が変わる!

2017年10月27日 12時00分更新

 気がつけば、はやくもiPhone Xの予約開始じゃないか。そして翌週には発売と、眠れない日々が続きそうだ(仕事的に)。軽く復習すると、iPhone Xの読み方は「エックス」ではなく「テン」である。メタル好きな筆者はついつい「アイフォン エックス」と読んでしまうが、公の場でそのように読んでしまうと恥ずかしいので注意しよう。

 iPhone Xはどんなユーザーにオススメなのか。それはiPhone 6/6s(Plus含む)を現在使っているユーザーである。特に、iPhone 6sは発売して2年が経った。2年契約の人はそろそろ機種変更(MNP)の時期を迎えている。これだけで十分買い替える理由にはなるが、iPhone 6/6sユーザーがiPhone Xに買い替えると、どれだけ世界が変わるのかを今回は紹介しよう。

さあ、iPhone Xに買い替えよう!

【iPhone Xにするといいこと その1】
iPhone Xにしかない技術がその手に!

 筆者のようなスペック至上主義者は、この点だけで“買い”だ。アップルがiPhone10周年記念として、ナンバリングモデル(iPhone 8など)ではできなかった冒険をしたモデルである。これから細かく挙げていくが、全画面ディスプレーやFace IDといった、これまでになかったテクノロジーを詰め込み、記念すべきアニバーサリーモデルとして満を持してリリースするのである。

 正直、ここ最近のiPhoneにはワクワク感がなかったが、iPhone Xは久々に発売前から端末に想いを馳せることができるモデルといえる。

iPhone 8にも搭載されていない機能が使える!

【iPhone Xにするといいこと その2】
全画面に有機EL! ディスプレーがスゴイ!

 iPhone Xのディスプレーはフレームレス構造のため、縦長の5.8型(1125×2436ドット)でiPhone 8とiPhone 8 Plusの間のサイズを実現している。しかも、iPhoneでは初となる有機EL「Super Retina HD」を採用し、画素密度は458ppi、コントラスト比は100万:1を誇る。iPhone 8が1400:1、iPhone 8 Plusでも1300:1とのことなので、圧倒的なことがわかる。100ではなく100万である。ケタ違いとはまさにこのこと。

 有機ELは液晶と違って応答速度が速く、発色もいいので、写真や動画などエンタメ系コンテンツと相性が良い。iPhone 6/6s Plusなら十分キレイではあるが、やはり有機ELと比べてしまうと厳しい。一度見てしまうと買い替えたくなるはずだ。

 Androidスマホでも有機EL搭載モデルがあるので、特に珍しいというわけではないのだが、iPhoneがついに有機ELを搭載したということが重要なのである。

有機ELは発色がよく応答速度も速いので、エンタメ向き

【iPhone Xにするといいこと その3】
3世代進化したCPUで動作が爆速に!

 進化の度合いを一番体感できるのがCPUだ。iPhone XのCPUはA11を搭載する。iPhone 6はA8、iPhone 6sはA9を搭載していたが、iPhone 6から数えると実に3世代もアップデートされている。日進月歩なモバイル業界において、3世代(3年)の差はかなり大きい。ゲームや動画再生などの快適さは段違いだろう。とくにiOS11になってからは筆者のiPhone 6s Plusですらやや動作が厳しく、電池の減りも早くなったので、iPhone 6はさらに苦しいと思われる。

 早くiPhone Xに買い替えてラクになろう!

iPhone 6が積んでいるA9より速いA10。さらにその上をいくA11をiPhone 8は搭載している

【iPhone Xにするといいこと その4】
カメラが圧倒的に強化された! 自撮りもイケる!

 スマホを選ぶうえで、もっとも重要といえるのがカメラ機能。iPhoneのカメラは誰でもキレイに撮れるチューニングになっているのが最大の強味だった。とはいえ、iPhone 6/6 Plusはリアカメラが800万画素、インカメラが120万画素、iPhone 6s/6s Plusではリアカメラが1200万画素、フロントカメラが500万画素とさすがにスペック的には厳しい(F値はいずれも2.2)。

 しかし、iPhone Xではリアカメラが広角と望遠のデュアルレンズになった。画素数は1200万画素とiPhone 6sから変わっていないように見えるがセンサーとレンズの性能自体は大きく進化。広角側のF値が1.8、望遠側のF値が2.4と、iPhone 8 Plus(F値2.8)よりも上のスペックになっている。フロントカメラ700万画素(F値2.2)へとパワーアップ。さらに美しく自撮りできるようになった。

 また、現在iPhone 8 Plusにしか搭載されていない「ポートレートライティングモード」にも対応している。

 SNSに写真を頻繁にアップしている人はこのカメラ機能は見逃せないだろう。

SNS時代に欠かせないカメラ機能はポートレートライティングモードで、さらに美しい写真が撮れるように。写真:石川 温

【iPhone Xにするといいこと その5】
こう見えて防水・防塵対応なんです

 全画面ディスプレーというナーバスそうな本体のiPhone Xだが、防水・防塵に対応している。等級はIP67で最高クラスの性能だ。

 iPhone 6/6sは残念ながら防水対応ではないので、ゲリラ豪雨などに遭遇した場合、Lightning端子やイヤホンジャックから浸水しないか心配になってしまう。また、トイレに落としたらほぼ終了だろう。iPhoneは7から防水・防塵対応だが、どうせ買うなら一番新しいiPhone Xがもちろんいい。

写真はiPhone 8だが、IP67の防水・防塵なら突然の雨も安心!

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事