2017年10月04日17時00分

日本人はダウンロード時間が待てない

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 ライムライト・ネットワークスは10月4日、デジタルコンテンツのダウンロードに関する実態について、国際調査の結果を発表。日本の回答者の4割以上が、コンテンツダウンロードの際に最もイライラする点は「時間がかかり過ぎること」だったとまとめた。この結果は、グローバル全体回答の比率(29.9%)よりはるかに高い数値だったという。

 調査は日本、アメリカ、韓国、インド、イギリス、フランス、ドイツの約3500人を対象としたもの。これによると日本の27.72%が「途中で中断されたとき、また最初からやり直さなければならないこと」にストレスを感じるとなっており、「ダウンロードができないとき」という回答スコアはグローバルの22.6%に対して日本は15.33%だったという。

 「ダウンロード中に問題が発生した場合、だれの責任になると思いますか」という設問(複数回答)に対しては、グローバルでは「インターネット接続業者」が42.1%で最多。対して日本でもっとも多い回答は「ソフトウェアベンダー(サービス提供者)」で、約40%となっている。

 また、コンテンツの入手方法に関する設問の回答結果は、グローバルと比較して日本は書籍/新聞/雑誌/CDといった物理メディアの購入割合が高かったという。例えば、書籍/新聞/雑誌について、日本では19.04%がダウンロード、36.9%が印刷物を購入すると回答しているが、グローバルではダウンロードが38.6%で印刷物購入が24.4%。そのほかのコンテンツについても同様の傾向が見られ、日本において映画・TVは30%以上、ゲームは40%以上、音楽は30%が、CDやDVDなどの物理メディアを購入するという回答だったとしている。

 この調査結果を受けて、コンテンツ配信の際に企業が検討するべき点として“サンプルの提供”“マルチデバイス化”“ネットワークやストレージを含めたダウンロード環境の最適化”といった点を同社は指摘。日本法人のカントリーマネージャーを務める田所隆幸氏は、物理メディアが存在感を示す日本市場の特殊性を指摘しつつもコンテンツデリバリーネットワーク(CDN)の可能性に言及している。

 「今回の調査で、他の国々と比較して、日本ではデータのダウンロード時間を気にする人の割合が高いことがわかりました。コンテンツのデジタル化は日々進んでおり、ネットワーク経由でのコンテンツ入手は今後更に加速していきます。日本市場にはCDNが普及する余地がまだまだあると考えられます。CDNを利用することでダウンロードがスムーズになり、ユーザはデジタルコンテンツを手軽にかつストレスなく楽しめるようになります」(田所氏)

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