2017年10月04日10時00分

ベンキューのディスプレー担当に聞く、目に優しい“アイケア”技術の重要性

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BenQ独自の先端Eye-Careテクノロジーを採用した「EW2770QZ」をはじめ、多数のアイケア液晶を展示

 9月27日、ベンキュージャパンは、同社が注力している「Eye-Care」液晶ディスプレーの体験イベントを「BenQアンバサダープログラム」参加者向けに開催した。

 眼精疲労の原因とされるブルーライトが話題になった2013年から、他社に先駆けて目にやさしいEye-Care(アイケア)に取り組んでいるBenQ。

 会場内には、昨今の液晶ディスプレーでは標準装備となっている目のストレスや頭痛を起こす原因となるフリッカー(チラつき)をなくす「フリッカーフリー(Flicker-free)」と「ブルーライト軽減(Low Blue Light)」機能のほか、色味の変化を抑えながら、ブルーライトを軽減する「ブルーライト軽減Plus(Low Blue Light+)」や、スマートフォンでもお馴染みの周囲の明るさに合わせて液晶輝度を自動調節(無段階)する「ブライトネスインテリジェンス(Bright Intelligence)」、輝度と同時に色温度も環境光に合わせ、無段階に調節する「ブライトネスインテリジェンスPlus(Bright Intelligence+)」といった、BenQが誇るEye-Careテクノロジーのいずれかを備えるアイケア液晶ディスプレーが勢揃いしていた。

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一般的なフリッカーフリーやブルーライト軽減機能のほかにも、BenQ独自のEye-Careテクノロジーを搭載
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色味の変化を抑えつつ、ブルーライトを削減する「ブルーライト軽減Plus」を搭載する「GW2470ML」
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目に悪影響を与えるブルーライト(420~455nm)の放射を除去しつつ、有益なブルーライト(455~480nm)を維持する「ブルーライト軽減Plus」。色味が黄色っぽくなることもなかった
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ブルーライト軽減Plusは、周辺環境光に合わせて4つのモードを選べるようになっている
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輝度と色温度を環境光に合わせて自動調節する「ブライトネスインテリジェンスPlus」を搭載する「EW2770QZ」
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環境光はディスプレー下部に備えるライトセンサーで認識。調節中は液晶ディスプレーには目のアイコンが表示される

 今回、ベンキュージャパン 代表執行役社長 菊池正志氏やBenQ ITディスプレイ製品ビジネスユニット アシスタント ヴァイス プレジデントのEnoch Huang氏(AVP IT Display Products Business Unit)に、BenQが力を注いでいるアイケア液晶ディスプレーについて話を聞くことができたので、その内容を紹介しよう。

液晶からはじめる体にやさしいデスク環境構築

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左からベンキュージャパン 代表執行役社長の菊池正志氏、本社AVP IT Display Products Business UnitのEnoch Huang氏、同じくGlobal Business Planning OfficeのValia Liu氏

 BenQが、ワールドワイドで取り組んでいる“アイケア”について、菊池氏は「昨今は長時間仕事をされる人だけでなく、成長段階のお子様も、紙媒体よりも液晶画面上からの情報取得が増えており、どうしても液晶画面を凝視する時間が増えています。

 そのため、BenQは「フリッカーフリー」を手はじめに2013年から“アイケア”をスタート。その後も「ブルーライト軽減」、「ブライトネスインテリジェンスPlus」と、目に悪影響を与えるものを、できるだけ取り除く機能を追加していっています。」と語っていた。

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LEDライトのチラつきをゼロに抑えるフリッカーフリー機能や自動で調光、色温度を調節する機能を備える「WiT Eye-care デスクライト」

 会場内には2016年にBenQが投入した同社のLEDバックライトで培ったノウハウをフィードバックしたデスクライトの「WiT Eye-care デスクライト」も展示。輝度と色温度を無段階で自動調節する「ブライトネスインテリジェンスPlus」を搭載した「EW2770QZ」と組み合わせることで、見やすく、目にやさいしデスク環境を整えられることになる。

 なお、今回の体験イベントは「BenQアンバサダープログラム」登録者限定だった。今後、一般向けに同様のイベントの予定があるか伺ったが、残念ながら具体的な予定はないとのことだ。気になるひとは、「BenQアンバサダープログラム」に登録しておくのがいいだろう。

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ブランドステータスメントとして「L.I.F.E」コンセプトを掲げている

 国内ではゲーミング向け液晶ディスプレーも人気があるBenQ。残念ながら、Enoch Huang氏はITディスプレイ担当のため、ほかのセグメントに関しては答えられないとのことだったが、BenQはブランドステータスメントとして「Living better(より良い暮らしを)」、「Increasing efficiency(より効率よく)」、「Feeling healthier(より健やかに)」、「Enhancing learning(より豊かに学ぶ)」の「L.I.F.E」を掲げているとのこと。そのため「ほかのセグメントでもアイケアは非常に重要なポイントになってくると思います」と語っていた。

 進化を続けてきたBenQのEye-Careテクノロジーだが、次のステップについて、Enoch Huang氏に聞いたところ「まずブライトネスインテリジェンスやブライトネスインテリジェンスPlus機能を製品群で住み分けつつ、すべての製品に搭載したいと考えています」とのこと。

 また、ネクストステップとして、「すでにブライトネスインテリジェンスPlus機能を搭載する液晶ディスプレーを2機種予定しています」と語った。

HDR対応のフルHDディスプレーももうすぐ登場!?

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参考出展では、HDR10をサポートした27型フルHD液晶ディスプレイの「EW277HDR」も展示
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発売まで、あと数ヵ月かかるとのこと。ワールドワイド同時発売なら、国内でも、年末から2018年初頭にゲットできるかも

 会場内には参考出展として、「ブライトネスインテリジェンスPlus」を搭載したHDR10サポートの27型フルHD液晶ディスプレー「EW277HDR」を展示。

 発売にはあと数ヵ月かかるとのことだったが、扱いやすい27型でHDR10をサポートしているので注目だろう。

 なお、映像の明暗の差をリアリティ豊かに再現する高輝度映像技術のHigh Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)だが、「ブライトネスインテリジェンスPlus」の自動調節により、室内照明が暗い際もHDR映像との親和性を高められるとのこと。

 また、Enoch Huang氏は、「ブライトネスインテリジェンス機能は、BenQの独自かつユニークな技術」と述べ、この機能を追求していくことで「製品品質の向上と目へのやさしさが調和した製品を作り出せる」と語ってくれた。

 フルHDパネルを採用することで、HDR10対応液晶としては価格に期待できそうな「EW277HDR」をはじめ、BenQの液晶ディスプレーには今後も注目と言える。

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