週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

「ジョージア ヨーロピアン」シリーズを監修する猿田彦珈琲店主に話をきいた。

ジョージア×猿田彦珈琲「情緒ある缶コーヒー」目指した

2017年09月28日 19時00分更新

「ジョージア ヨーロピアン ヴィンテージブレンド」9月25日から発売。

 日本コカ・コーラはコーヒー専門店「猿田彦珈琲」監修による「ジョージア ヨーロピアン」シリーズの新商品「ジョージア ヨーロピアン ヴィンテージブレンド」を9月25日から発売しました。

 2014年に大リニューアルした「ジョージア ヨーロピアン」シリーズは、なめらかな味わいが特徴で従来の缶コーヒー好きとは異なる新しい層からも支持を得ているとききます。新作のジョージア ヨーロピアン ヴィンテージブレンドは、猿田彦珈琲の代表、大塚朝之氏によると「これまでのジョージア ヨーロピアンとは少し異なる方向性」ということ。

 いったいどういうことでしょうか? 話をおききしました。

猿田彦珈琲の代表、大塚朝之氏

――新作の「ジョージア ヨーロピアン ヴィンテージブレンド」はどういう味わいなのでしょうか?

大塚朝之氏:なめらかですがボディがしっかりしていて、コクがはっきりと感じられるように設計しています。これまでのジョージア ヨーロピアンよりも味わいを強く出せるように、長期熟成したヴィンテージ豆を使用しています。

――従来とは少し異なる方向性、というのはどういうことでしょうか?

「猿田彦珈琲」とは、恵比寿を本店の都内に数店舗あるスペシャルティコーヒー専門店。「たった一杯で幸せになるコーヒー屋」をモットーに、こだわりのコーヒーを丁寧に提供する。

大塚氏:猿田彦珈琲ではなめらかさや透明感があるコーヒーを大事にしていて、ジョージア ヨーロピアンもそういった特徴が好評をいただいているのですが、従来から缶コーヒーをよく好まれて飲まれている方々から「薄い」という意見もありました。缶コーヒーをよく飲むという方は「しっかりしたコーヒー感」を求める傾向があるようです。ジョージア ヨーロピアンでもそういった方々の層にリーチできるように、猿田彦珈琲ではあまりやっていなかったコーヒー感を強めたジャンルに取り組んでみました。

――大塚さんご自身はどういう缶コーヒーを飲んできましたか?

大塚氏:それが、僕は今まで缶コーヒーをほとんど飲んでいませんでした。缶コーヒーが苦手というのではなくて、実はもともとコーヒー自体も全然飲んだことがなく、コーヒー専門店でアルバイトするようになってからはじめてしっかりと味わうようになりました。そこで、なめらかな味わいのスペシャルティコーヒーを勉強したため、缶コーヒーをよく飲む方が好まれる味わいというのは体験せずにいました。

――では、今回の製品は大塚さんにとっては挑戦なのですね。

大塚氏:そうです。猿田彦珈琲がおいしいとするなめらかで丸みがある味わいと、コクが深い味わいは、本来両立しないのですが、豆や製法を工夫することで猿田彦珈琲ならではの答えを出しました。後味は苦さが残らないようにすっきりさせて、きれいな味わいで終わるように設計しています。

「ジョージア ヨーロピアン ヴィンテージブレンド」 270mlボトル缶は150円前後、370mlボトル缶は160円前後

――缶コーヒーのヘビーユーザーの人にぜひ飲んで欲しいですね。大塚さんは、ジョージア ヨーロピアンをどういうシチュエーションで飲んで欲しいと考えていますか?

大塚氏:シチュエーションというのは特に考えていないのですけど、飲んだ時に情緒を感じて欲しいです。ジョージア ヨーロピアンを飲んだ時にふと空を見上げて「天気がいいなあ」とか「雲がきれいだな」とか感じてもらえるとうれしいです。僕は、ジョージア ヨーロピアンシリーズがスタートする段階の打ち合わせで「外苑の銀杏並木で飲みたい缶コーヒーを目指しましょう」とプレゼンしました。売れている製品と、好まれる製品は違うと思うんですよ。人にちょっといいなと思ってもらえる缶コーヒーは、情緒と共にある製品なのではないのかと思います。仕事をするデスクの上に花を飾るような感覚で、ジョージア ヨーロピアンを飾ってもらえたら最高です。


 大塚さんはコーヒー専門店ならではの視点で「情緒」の大切さを語ってくれました。情緒を感じられる味わいか、製品を飲んで試してみてはいかがでしょう。コンビニなど店頭で手を取ってみてもいいですし、JR渋谷駅山手線ホームでは、ジョージアヨーロピアンシリーズの香りが無料で体験できる期間限定カフェが10月24日まで開催しています。

JR渋谷駅山手線ホームで特設店をオープン。



■「アスキーグルメ」やってます

 アスキーでは楽しいグルメ情報を配信しています。新発売のグルメネタ、オトクなキャンペーン、食いしんぼ記者の食レポなどなど。コチラのページにグルメ記事がまとまっています。ぜひ見てくださいね!


ナベコ

寅年生まれ、肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。30歳になったので写経を体験したい。Facebookやってます!

人気の記事:
酒好き必訪!超コスパの神楽坂「塩梅」の日本酒飲み放題 」「串カツ田中が100円均一なので、一番高い串を食べてきた」「アラサーが女子大生にまんまと成りすませるか試してみた」「“噂のダイソー100円ワインを飲んでみた

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう