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チケットレス、スマホ認証で入場、不正転売チケットはブロックチェーンで抑止

GMO、ブロックチェーンを用いたチケットの転売抑止プログラムをオープンソース公開

2017年09月15日 14時00分更新

「転売抑止チケット」利用時のイベント運用フロー

 GMOインターネットは9月15日、ブロックチェーンを用いた「転売抑止チケット」のオープンソースとして公開した。

 同社が進めているブロックチェーン利用プログラム「GMOブロックチェーン オープンソース提供プロジェクト」の第4弾となるもので、ランシステムと共同開発したもの。チケット購入者が通知したブロックチェーンのアドレスに入場権を付加し、購入者の所有するスマホなどの端末内に生成された鍵によって入場権を証明。正規販売以外のルートで取得したチケットの信頼性が損なわるため、不正転売の抑止につながる。

 オープンソースのプログラムは既存チケット販売システムに組み込むことができ、ランシステムではこのしくみをベトナムサッカー協会のオンラインチケット販売に応用することを進めており、チケット購入者は所有端末で有効期限付のQRコードを提示するだけで本人確認が可能になり、チケットの受け取り時に身分証明書の登録・提示が不要となる。

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