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ARを組み合わせたソリューションで遠隔コミュニケーションを実現

ARグラス「AceReal」にモノビットエンジンが採用へ

2017年09月12日 12時40分更新

 サン電子は、スマートグラス・AR・業務支援ソフトウェア・SDKをトータルソリューションで提供する「AceReal」に、モノビット提供の通信ミドルウェア「Monobit Unity Networking 2.0」と「VR Voice Chat」を採用した。

 これによりAceRealは、スマートグラス上でネットワークを通じたリアルタイムでの画像・映像共有、ボイスチャットなどのコミュニケーションを実現できるとしている。

AceReal

 近年は設備保全および点検作業など、メンテナンスや生産ラインなどの現場で熟練作業者が不足しており、経験の浅い現場作業者をフォローする仕組みの確立が急務となっている。今回AceRealへのモノビットエンジンの採用は、それらのニーズに答えるべく、映像と音声による遠隔サポートの仕組みを実現するためとする。スマートグラスのカメラを使用してリアルタイムの空間共有が可能なほか、高品位の通信と音声チャットにより、ストレスの少ない音声によるコミュニケーションを遠隔地でも可能とのこと。

AceRealの使用の様子

 AceRealはサン電子が開発しているスマートグラス、AR、業務支援ソフトウエア、SDKをワンストップで提供するトータルソリューション。本ソリューションで使用するスマートグラスは防塵・防滴対応のものであることにくわえ、ヘルメットを安全に被ることができるデザインなど、“作業現場で使用できるスマートグラス”をコンセプトとしている。

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