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2017年の新モデルを発表

エプソン、幅476mmの小型A3ノビタイププリンター「EP-50V」

2017年08月31日 10時30分更新

 エプソンは8月31日、インクジェットプリンターの2017年ラインアップを発表した。エコタンクモデルのラインアップを5モデルから7モデルにビジネス向けのインクジェットプリンターもラインアップを増やし、さらにColorio V-editionシリーズを2モデルから3モデルに拡充している。本記事では、エコタンク搭載の「EW-M571T」、Colorio V-editionシリーズの「EP-50V」、Colorio「EP-880AN」について解説する。

A3ノビサイズ対応なのに横幅476mmのEP-50V

 「EP-50V」はColorio V-editionシリーズのA3ノビサイズプリンター。従来機である「EP-4004」と比較し、高さは56mm減、幅は140mm減のおよそ幅476×高さ159mm(収納時)というコンパクトサイズを実現。体積は31%、フットプリントは11%小さくなっている。

 本体フロントのパネルで操作が完結する点も特徴。パネルには2.4型のカラー液晶を採用している。給紙方式は前面、背面両対応。

 一般的なインクジェットプリンターのインクの組み合わせであるシアン、イエロー、マゼンタ、ブラックに加えて、レッド、グレーのインクを搭載することで、紅葉の写真の赤色や、モノクロ写真のグラデーションの表現に秀でた印刷品質も特徴。価格はオープンプライスで、実売価格は5万円前後になる見込み。11月発売予定。

売れ線のコンパクト複合機の新色EP-880AN

 「EP-880A」は「EP-879A」の後継に当たるモデル。従来はホワイト、ブラック、レッドの3種類のカラーバリエーションだったが、新たにニュートラルベージュを追加。木のインテリアなどに馴染みのいい暖かみのあるカラーリングが特徴だ。

 用紙サイズは従来と同じくA4まで。3way給紙で前面給紙にも対応するため、給紙用に背面のスペースを確保する必要がない点も特徴だ。

 タッチパネルは従来の2.7型から4.3型へとサイズアップ。文字サイズを15%大きくすることで、視認性も高めている。

エコタンクなのに小型になったEW-M571T

 「EW-M571T」は「EW-M570T」の後継に当たるモデル。カートリッジでなく、インクタンクを搭載することを考慮して設計を改め、従来機と比較して幅を70mm削減している。

 本体フロントに設けた窓によりインクの残量が確認できるほか、補充のスムースさも実現している。

 機能的には、背面給紙は最大100枚、印刷対応サイズはA4まで。価格はオープンプライスで、実売価格は3万円台後半になる見込み。9月14日発売予定。

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