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言語理解の基礎となる「マッチング」をゲームで学べる

発達障害の子どもを支援するゲームアプリ「にゃんタップ」

2017年08月24日 15時00分更新

「にゃんタップ」海外タイトルは「Crazy Kitty Tap」

 LITALICOは8月23日、発達障害の子どもを支援するiOS/Android向けゲームアプリ「にゃんタップ」を、世界150以上の国と地域に向けて配信開始した。

 にゃんタップは、「同じネコを探す」というシンプルなルールでマッチングを楽しく学ぶゲームだ。小窓に出たネコと同じネコを見つけてタップしていくことで星(=得点)を集め、新たなネコを手に入れていく。

ロケットゲージが溜まると宇宙に飛んでボーナスモードに突入

 「同じ」という概念を覚える「マッチング」は、言葉を理解する力を育む上で効果的とされている。特に発達障害のある子どもは、シンボルのマッチングをシンプルな動作で覚えていくことが重要とされる。

 マッチングでは、「シンボルとシンボル」「シンボルと意味」「シンボルと音」など学ぶことは多岐に渡る。にゃんタップでは、言葉を学ぶための基礎となる「シンボルとシンボル」のマッチングに特化して取り組める。

 また低年齢の子どもの場合、フリック動作が難しいケースもあるため、タップ動作のみでシンボルのマッチングを学べるようになっている。文字情報の認識も難しいため、正解・不正解などはエフェクトや音声によりわかりやすくフィードバックするよう開発したという。

 対象年齢は3歳から。価格は無料。

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