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インテリジェント赤外線カメラモジュール

freemo、指先やハンドジェスチャーでPCを操作できるUSB赤外線カメラ

2017年08月23日 07時00分更新

 ベンチャー企業は、まだまだ世に知られていないサービスも多く、よく投資家や大手企業の新規事業担当者向けに代表によるプレゼンイベントが開催されます。そこでもっとかっこよくプレゼンを見せられないかって思うんですよ。

 今回、使ってみた製品は赤外線センサーカメラモジュールでハンドジェスチャーを認識するガジェットの『freemo(フリーモ)』(発売:アルファテクノロジー、1万5120円)です。USB接続でPCにつながる赤外線カメラで、指の動きを認識して、PCのキーボードやマウスによるソフトの操作に割り当てられます。たとえばパワーポイントの進むを1本指、戻るを2本指といった形にこのカメラの前でジェスチャーすると、何も触れずに操作が可能になるんです。デバイスをUSB接続するだけのシンプルな製品ながら、ソフト上でジェスチャーとPCの操作を組み合わせて利用します。

『freemo』 ●アルファテクノロジー ●予約受付中 ●直販価格 1万5120円

 動作は指を回転させる、グーパ―といった動作も割り当てたり、複数の動作を登録することが可能です。「ここで次に進んでみましょう」と言いながら、サッと人差し指を回して、次のスライドへ進む……。きっとあなたのプレゼンも目立ちまくることでしょう。

 さて、freemoの使い道はもちろんプレゼンだけではありません。大きく2つの活用方法があります。まずはプレゼン同様、PCやディスプレーに触れずに操作したいといったときです。たとえば、台所で料理をしながらレシピ動画を観たりしているとき、ちょっと戻りたいなと思っても、料理中の汚れた手で操作するのはちょっとと思ってしまいますが、freemoの戻ると再生を使えば、端末を汚さすこともありませんね。

 もうひとつは複雑なキーボードショートカットを割り当てて利用すること。慣れてしまうとキーボードショートカットのほうが早いなんてこともありますが、大きく指を開いて入力するというケースなんて誤入力もどうしても多くなってしまいがち……。単純作業ながら、そこをジェスチャーのわりあてたところ、作業効率が大きくアップしました。

 freemoのソフトウェアではすでに登録されている機能以外にも、任意の入力と指のジェスチャーを組み合わせられます。アプリごとに一度、自分の作業環境を見直してみれば、ここをジェスチャーに変えたら効率アップするのではというケースなど、きっと自分だけの活用方法が見つかりますよ。

Powerpoint、Chromeなどの設定がされている。

2回手を振って閉じるなど、複雑な動作も設定できる。

カメラモジュールで撮影したハンドジェンスチャーを画像で表示。

■関連サイト
freemo販売ページ

※画面は開発中のモノになります。また三脚は同梱しますが、写真は製品とは異なります。

『freemo』を販売するアルファテクノロジーも出展決定!
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