日本HPは8月17日にゲーミングPC「OMEN by HP」のノートPCおよびデスクトップ、周辺機器を発表した。HP Directplusモデルはすべて同日に販売開始となっている。
MAX-Qデザイン採用で
15型ノートにGTX1060を搭載
「OMEN by HP 15」はMAX-Qデザインを採用し、ボディも一新して精悍なイメージで登場。
ゲーミングノートの新機種は「OMEN by HP 17」と「同15」で、より大型の冷却ファンを２基搭載し、ヒートパイプのカバー面積も拡大、さらにエアフローも改善することにより、冷却能力を向上させた。
外観デザインも一新して、三角形と菱形15型では、NVIDIAが6月に発表したMAX-Qデザインを採用。GPU性能の効率化により、従来製品ではGeForce GTX1050および1050Tiを採用していたところに、ワンランク上のGTX1060を搭載しているのが最大の特徴である。
従来モデルでは黒いボディの中央にロゴがあるだけだったが、新モデルの天版には三角形と菱形を使ったデザインが施されている。
miniDisplayPortからHDMI、有線LAN、Type-C、Type-Aとすべてのインターフェースがそろっている。
本体底面も、天版と同様にデザインが施され、大きな吸気口も目立たずに配置されている。
15型と17型ともにCPUには4コアのCore i7-7700HQとメインメモリ16GB、ディスプレイ解像度はともにフルHD（1920×1080ドット）ノングレア・ノンタッチを搭載。1TBのHDDとともに、15型では256GB、17型では512GBのSSDを内蔵する。GPUは15型にGTX1060を、17型にはGTX1060/1070を採用している。HP Directplusでの価格はOMEN by HP 17が21万9800円から、15型は17万9800円から（税別）となっている。
17型モデルはキーボード左端の一列ぶんだけキーが多い。
新デザインのボディに
最上位はGTX1080Ti＋水冷システム搭載
デスクトップPCの「OMEN by HP 880」は同870からの進化モデルで、120mmの空冷ファン×２、33%大型化した120mmの水冷装置を搭載し、シャーシも32Lへと大型化して、冷却能力を向上させている。
外観も、従来のスクエアな形ではなく、甲冑や戦闘機をイメージしたアンギュラーフォームと呼ばれるデザインを採用。最上位機種はサイドパネルをスモークガラスとして、光る内部の景観を楽しむことができる。
装着しやすい角度で3.5インチのドライブベイが配置されており、サイドパネルはボタン１つでオープン、また、一部のモデルでは中がみえる構造になっている。
空冷モデルはCore i7-7700とGTX1070を、水冷モデルはi7-7700KにGTX1080Tiを搭載。両機種ともにメモリは32GB、ストレージは2TBのHDDと512GBのSSDを搭載する。サイズは幅190×奥行き482×高さ457mmで重量は約14kg。HP Directplusでの価格は23万8000円（税別）より。
同時に、27型ゲーミングディスプレイ、キーボード1100、ゲーミングマウス600、マウスパッド100、ヘッドセット800も発表。ぐるっとまるっとOMENでそろえることができる。
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