週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

Xperia XZ Premiumを傷から守るメーカー純正ケースがいい感じ:Xperia周辺機器

2017年07月23日 10時00分更新

 Xperiaシリーズの2017年夏モデル「Xperia XZs」「Xperia XZ Premium」用の純正保護ケースが登場しました。

 通常はXperiaのメーカー純正カバーとしては、カバーを閉じたままウィンドウの上から画面をタッチ操作できる「Style Cover Touch」とシンプルな「Style Cover Stand」の2種類が存在します。

 そこで今回も筆者私物のXperia XZ Premiumで使ってみようと思ったのですが、どうやらXperia XZ PremiumにはStyle Cover Touchが存在せず、Style Cover Standのみらしいのでこちらを購入してみました。専用ケースの名称は「Xperia XZ Premium Style Cover Stand(SCSG10)」です。

 カラーは、ホワイトとブラックの2色で、筆者の端末色がディープシーブラックなので、同色系でそろえるためにブラックをチョイス。シンプルなデザインのフリップタイプのケースで、Xperia XZ Premiumをケースに装着した状態ままでも電源ボタンや音量、カメラボタンなどの操作もでき、ヘッドフォン端子やUSB Type-C端子にアクセスできます。

 装着方法はいたってカンタンで、ケースの内側にあるプラスチックフレームにパコっとはめ込むだけです。かなりしっかりとはめ込まれるため、フリップを開いても不意に外れてしまうことはありません。

 閉じた状態でのケースサイズは約156.9×81.5×13.6mmで重量は67.5g。Xperia XZ Premiumの本体サイズが約156mm×77×7.9mmなので多少のサイズアップとなり、重量も少し増えます。

 当然ながら端末前後が覆われるためスマホのスタイルがわかりにくくなりますが、素のまま取り扱って不意にぶつけて傷がつくことを考えると、何かしら守ってあげたくはなります。

 Xperia XZ Premiumのフォルムに沿ったピッタリとフィットするデザインなのでやぼったさはなく、背面のロゴを気にしなくても良いというメリットもあります。ちょっとしたギミックとして、カバーの開閉を検出して画面のオン/オフが連動します。

 カバーの開け閉めのたびに電源ボタンを押さなくても良いぶん、ワンアクション手間が省けてラクです(自分で設定したロックは、開いただけでは自動では外れません)。

 フリップの外側はPUレザーを採用しており、パッと見には革に似た食感と質感の高さがありつつ、擦れやキズに対してある程度の強度もあるため気兼ねなく使えます。フリップの上下部分にはスマホのスピーカー位置に合わせて穴が開いているため、フタを閉じたままでも通話できます。

 フリップを開けたまま電話するのはカッコ悪い、指で触ったディスプレーに頬を着けるのに抵抗がある、という場合はこのスタイルが重宝します。

 ケースの背面側にはカメラの穴が開いており、装着したままフリップを開いて写真や動画撮影も可能です。操作する際は、フリップを裏に折り返して使うこともできます。

 専用の卓上ホルダー(SO27)へは、卓上カレンダーに同梱されているアタッチメント(60B)を使うことでStyle Cover Standを装着したまま卓上ホルダーに載せて充電できます。

 素材はカバーがポリウレタン製で、本体のホルダー部分とカメラ窓枠がポリカーボネート素材。金属素材もないため、水に濡らしてもOK。きちんとIPX5/8相当の防水性もあります。スマホがせっかく防水/防塵仕様なのにケースが対応していないとまるで意味がないので、これはワリと重要です。

 スタンド機能もあるため、おフロで動画を見たり音楽を聴いたりといったスタイルでもそのまま使えて便利です。

 Xperia XZ Premiumにはストラップホールがないため、こちらのケースにもストラップホールがあると滑って落とさない安心感を得られるため良かったかな、とも思います。

 ちなみに背面にはNFCの位置の印がありません。おサイフケータイでいざ支払いする際にうまくタッチできなくてアタフタすると恥ずかしいので、だいたいこの辺という位置は日ごろから覚えておきましょう。

 数日間使っての印象としては、最初は物々しさというか元々大きいXperia XZ Premiumのボディーをさらにサイズが大きくなるケースで覆うというのもどうかな? と懐疑的なところもありましたが、そこはさすが純正と言うべきか、閉じた時の本体のフィット感というかフリップを閉じた際の吸い付くような収まり感がよく、なかなか気に入っています。

 ただし、完全防備のように見えて上面と下面、右サイド面はボディーむき出しなので、アクロバティックな落とし方をしてピンポイントで傷をつけないよう注意したいですね!

■Amazon.co.jpで購入

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この特集の記事