2017年07月21日18時00分

SCP財団っぽい企業で夢の管理職!人材(?)管理シミュ「Lobotomy Corporation」:Steam

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 上記の画像はSCP財団と言われるネットミームのパロディである。ロシアの画像掲示板である4chanでの画像大喜利から発展したネタで、今では世界中に支部ができ上がるほど盛り上がっている。詳細はSCP財団Wiki(関連サイト)に譲るとして、今回紹介するゲームはそのSCP財団をテーマにした作品である。

 第55回は「Lobotomy Corporation」、ネットミームであるSCP財団とホラー映画の「The Cabin in the Wood(邦題:キャビン)」をオマージュした作品である。

 
「Lobotomy Corporation」:Steam
「Lobotomy Corporation」:Steam
本作品は有志による日本語化MODが存在する。適用方法はやや難しいが、マニュアルに従って行なえば問題は無いだろう。

日本語化MODの導入はこちら(関連サイト)

 プレイヤーは架空の企業「ロボトミー社」に入社したいち管理者となって日々を過ごす。ロボトミー社ではアブノーマリティーと呼ばれる不思議な個体を管理し、そのアブノーマリティーから摘出したエネルギーを販売することで利益を挙げている。

「Lobotomy Corporation」:Steam
操作はWASDキーやマウスを使う一般的なものと言えるだろう。特にスペースキーによるポーズは多用するため頭に入れておくことをお勧めする。
「Lobotomy Corporation」:Steam

 管理者の仕事は職員への作業指示とアブノーマリティーの管理、一日のノルマの完了を行なうことだ。管理を行なう場所は複数の部署に分かれており、ひとつの部署で最大4つのアブノーマリティーを管理する。そして、その部署毎に最大5人の職員を動かすことになる。部署は最初から全て空いているわけではなく、一日ごとに広がっていき、管理する部署も増えていく。広がれば広がるほどノルマも上がっていきプレイヤーの操作も比例して忙しくなる。

「Lobotomy Corporation」:Steam
16日目の様子なのだが、全13体のアブノーマリティーと14人の職員の管理は非常に忙しい。

 だが、アブノーマリティーは人にとっては害を及ぼすものであり、このアブノーマリティーからエネルギーを抽出するというのは危険を伴う行為であるが、エネルギーを抽出するのが職員の命をかけた職務内容である。

「Lobotomy Corporation」:Steam
アブノーマリティーは見た目からは危険かどうかもまったくわからない。与える影響も個体がもつ能力も、観察を行うことで初めてわかる。この観察を(命を賭して)行なう。
「Lobotomy Corporation」:Steam

 アブノーマリティーの危険度は、上記の画像の通りランク分けされている。いちばん上のZAYINであれば容易に観察できるが、HEやWAWのランクまで来れば知らない間に職員が死んでいることも珍しくはない。では、観察をどうやって行なうのかを説明しよう。

「Lobotomy Corporation」:Steam

 アブノーマリティーの管理は基本一体につきひとりが行なう。アブノーマリティーはそれぞれ機嫌によってエネルギーの発生が変わるため、それぞれの個体に合わせた機嫌を保つ必要がある(画像の個体であれば上機嫌にならなければエネルギーを生み出さない)。

 また、職員は食料を渡す・清掃を行なう・交信を行なう・娯楽を提供する・暴力行為を行なうかのいずれかを行使する必要があり。個体の好みで機嫌が上下するが、損ねた場合は命の危険を伴う場合がある。だが、その好みも個体を観察しなければわからないため初見は恐怖しながら対応の必要がある。

「Lobotomy Corporation」:Steam
ある程度作業を行なえば観察を行なえる(個体の右上の虫眼鏡アイコン)。観察の結果、危険性や作業の好みを確認できるため観察は非常に重要だ。
「Lobotomy Corporation」:Steam

 だが、観察にも段階があり、最終段階に至った場合は職員ではなくプレイヤーであるあなた自身が観察を行なわなければならない。場合によっては選択を行なう必要があり、選択によってはアブノーマリティーの全貌はわからないままになってしまう。失敗してもリスクはないが、もう一度観察を行なうには作業をもう一度積み重ねる必要があるため、職員に改めて危険を押しつけることになるだろう。

「Lobotomy Corporation」:Steam

 無事機嫌をコントロールし、ノルマぶんを獲得すればエネルギーを抽出する作業に入る。“鈍化”といわれる作業(画像の左端ゲージが上がっていく)が完了すれば無事一日の終了となる。通貨の代わりとなる研究ポイント(LOB)の獲得と職員の昇進の報告が行なわれ次の日へと進む。

「Lobotomy Corporation」:Steam

 研究ポイントを使用することで職員の強化や雇用を行なうことができるためポイントは考えて使用したい。特に命を散らし続けることになる職員の雇用ポイントは安いとはいえ余裕をもっておきたい。

で、そもそもエネルギーの抽出とは・・・?

「Lobotomy Corporation」:Steam

 本作品ではプレイヤーのサポートとして『アンジェラ』というAIが付く。ゲーム中でもアブノーマリティーの機嫌が悪くなったり、脱獄した場合は報告してくれるなど甲斐甲斐しく手伝ってくれる。一日ごとに彼女(?)との会話が用意されており、謎に包まれたストーリーが進んでいく。

 エネルギーの抽出の全貌は会社の機密であり、どういうことが行なわれているか、何に使用されているかなどは全くもって不明だ。むしろ、社員の命よりも重要だとAIからいわれてしまう始末である。この謎に包まれたゲームストーリーもひとつの魅力であるがゆえ、なんとかして一日を過ごすことに尽力をしてしまうのである。

パニック!パニック!パニイイイック!

「Lobotomy Corporation」:Steam

 さて、職員の命は安いと散々言い続けたが実際のところどういうことか気になる方も多いだろう。個体の機嫌を損ねたり、特定の行為の結果、非常に困った結果をもたらす場合がある。個体から精神にダメージを負った場合、自殺衝動やほかの職員に対して攻撃するなど、マイナスな行動を起す場合がある。画像のように一人二人がパニックになるのはまだかわいいほうで、日付が進んで人数が増えれば対処不能に陥ることも珍しくはない。パニックになった職員は正常な職員で鎮圧を行うことで正気に戻すことも可能だが、これも『職員だけなら』という前提条件が付く。

「Lobotomy Corporation」:Steam

 機嫌が悪くなると脱走に加え職員を簡単に殺したり、施設全体に殺戮を巻き起こすとんでもない個体も少なからず存在する。アブノーマリティーは職員と違って簡単に鎮圧して収容施設に戻せないため、職員のパニックと合わさるとどうにもならなくなってしまう。テクニックのひとつとして、一日のノルマを強引に達成すれば、パニック状態に陥ったまま次の日を迎えて正常に一日を終えることも可能だ。なぜか、パニック状態も回復し、脱走した個体も施設に戻るのだ。だが、脱走に加え、個体の特殊能力なども併発してしまえば上記の画像の様な状態になり、もはや諦めるしかない。

説明:本作品は早期アクセスである

「Lobotomy Corporation」:Steam

 本作品は有志による日本語化もそうだが、公式によるアップデートの報告は日本語で行なわれている。だが、それでも本作品は早期アクセス作品となっており執筆段階でも完成はしていない。しかしながら現段階でも元ネタであるSCP財団の管理者の気分を味わえるには問題がない出来となっている。

 好奇心は猫をも殺すというが、あなたは管理者として正気を保っていられるだろうか?いや、既に執筆している私が■■■■■(検閲済)

Lobotomy Corporationの推奨動作環境は?

 画面解像度が最低1280×760ドット以上、DirectX9.0cと互換性のあるビデオカードが必須の記載があるが、Windows 7以上が動作する最近のPCであれば、CPU内蔵GPUでも動作するレベルと思われる。

『Lobotomy Corporation Monster Management Simulation』
●Project Moon
●1980円(2016年12月17日リリース) ※価格は記事掲載時点のものです
対応OS Windows 7以上
ジャンル Early Access 独立系開発会社 シミュレーション ホラー ゴア
Copyright Project Moon All Rights Reserved.

■著者:rate-dat
・Steamのプロフィールページ:Steam コミュニティ :: ratedat
・Twitter:@rate_dat

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