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タイプデザインで有名なエリック・シュピーカーマン氏による「フォントウオッチ」

フォントマニアのための「MONDAINE ヘルベチカ」ウオッチ

2017年06月14日 16時30分更新

一見するとシンプルな文字盤ながら書体にこだわったデザインとなっている

 スイスウオッチのMONDAINE(モンディーン)は新コレクションとしてヘルベチカフォントをデザインに取り入れた「MONDAINE ヘルベチカ」を発表。6月以降の発売予定となる。

 アウディやボッシュ、フォルクスワーゲンなどのロゴデザインで知られるエリック・シュピーカーマン(Erik Spiekermann)氏によるデザイン。シュピーカーマン氏は建築家、タイプデザイナーでもあり、とくに書体「FF Meta」と「ITC Officina」はモダンクラシックとして広く認知されている。

ケースとバンドを繋ぐ部分は「1」を元にデザインされている

 MONDAINE ヘルベチカはフォントをデザインに取り入れており、ケースとバンドを繋ぐラグ部分にはヘルベチカフォントの「1」が、盤面のセンターラインからオフセットされた位置にシリーズ名(Helvetica)が配されているが、その上のブランドロゴ(MONDAINE)はドイツ独特の書体「フーツラ」が採用されるなど、各所にフォントにこだわったデザインとなっている。また、MONDAINEのシンボルカラーの赤をインデックスの12時位置と秒針に取り入れているのもアクセントとして際立っている。

レザーストラップの「MH1.L2212.LG」(左)とメッシュブレスレットの「MH1.L2212.SM」(右)

 スイス製クォーツムーブメントを採用し、ケースサイズは38mmで3気圧防水。レザーストラップまたはミナレーゼメッシュブレスレットを採用する。価格はレザーストラップの「MH1.L2212.LG」が5万4000円、メッシュブレスレットの「MH1.L2212.SM」が5万9400円。

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