2017年06月06日09時00分

外国人でもスマホで新幹線に乗れるし、SIMも買いやすい! 台湾・台中空港でスマホ徹底活用

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
台湾 スマホ 新幹線

 COMPUTEX(台湾・台北開催)の季節がやってきました。筆者は東京から台北入りではなく、香港からLCCを使って台湾第3の都市・台中へ入りました。台中空港は規模も小さいので入国審査も荷物の受け取りもあっという間です。

台湾 スマホ 新幹線
香港から台中空港へ到着

 台北の桃園空港であれば、全通信事業者のプリペイドSIM販売カウンターがあります。一方、ここ台中は国際線ターミナルの1階出発ロビーに中華電信が店を出しているとのこと。

 でも、国際線を出てきてすぐ、到着ロビーにもFarEastToneのプリペイドSIMを扱う店舗があるので、ここですぐに現地SIMを入手することが可能です。

 支払いは現金のみ。料金はデータ使い放題で3日300台湾ドル(約1100円)から30日1000台湾ドル(約3700円)まで。

 自分の滞在日数を考え、10日600台湾ドル(約2200円)を買いましたが、店員によると希望日数のSIMが売切れのこともあるとか。そのときは他の日数のものを買うなり、あるいは出発ロビーの中華電信へ行くといいでしょう。

台湾 スマホ 新幹線
国際線の出口にあったSIM販売業者
台湾 スマホ 新幹線
取り扱うFarEasToneのSIM料金一覧

 SIMはすぐに渡され、スマホに入れるとまず3G表示でしたが、すぐに4Gへと切り替わりました。APNは台湾各事業者と同じ「internet」ですがこれも自動設定されたので特に自分で設定もせず、すぐに使えたのは便利。

 さて、台中空港からはバスで移動します。バスは台鉄(国鉄のようなもの)の台中駅行きと、高鉄(高速鉄道=新幹線)の台中駅がそれぞれあります。

 両者の台中駅は同じ名前でも離れているので注意。台北へ急ぐなら高鉄の台中駅を目指します。156番のバスが約1時間おきに走っていますが、高鉄台中駅に隣接する台鉄新烏日駅まで、A1のバスでも行けるようです。こちらも本数は1時間に1本程度。

台湾 スマホ 新幹線
バス乗り場はバス路線の案内のみでチケットは販売せず
台湾 スマホ 新幹線
台中空港から高鉄台中駅までバスに乗車

 バスの所要時間は約45分とのこと。車内ではやることもありませんから、ここで高鉄の台中→台北の切符を買ってみることにします。

 高鉄はスマートフォン用のアプリを出していて、いつでもどこでもチケットの予約が可能です。しかも、購入後はQRコードが表示され、それを改札口に当てて入出場が可能。スマホが切符になるんです。

 ということで、アプリを入れてさっそく予約。10:25発のバスに乗って、11:39発の高速タイプの台北行きのチケットを買うことにしました。

 アプリは特に使い方は難しくは無く、名前やパスポート番号を入力。電話番号は日本の携帯を入れますが桁数が入らないので途中まで入れてそのまま継続。そして、列車を検索してみます。

 ところが、検索結果に表示された直近の列車は12時過ぎのもの。11時台が出てきません。予約時間が近いとダメなのでしょうか?

 実は、到着したのは5月27日。台湾の祝日は旧暦で祝うものは毎年日にちが変わりますが、今年は端午節(台湾の祝日)が翌週にあり、この日から台湾は4連休だったのです。そのため、高鉄も指定席は満席に近い状態だったのです。

台湾 スマホ 新幹線
高鉄アプリ。列車検索するも直近は売切れ。リロードで出てきても座席無し

 高鉄で台中から台北は高速タイプで約50分、普通タイプで約1時間。自由席で座席に座れなくても苦ではありませんが、せっかくならスマホで指定席を買って乗ってみたかったのです。

 何度かアプリで時間をリロードすると早い時間の列車が出ることもありましたが「席がありません」の表示。この日はあきらめて高鉄台中駅の自販機で自由席を買って台北まで移動しました。

台湾 スマホ 新幹線
大人しく駅で切符を買って高鉄に乗車

 でも、これではおもしろくありません。翌日も高鉄に乗る予定があったので、改めてスマホで高鉄に乗ってみることにしました。

 夜中にアプリで列車を検索すると、列車は豊富に出てきます。希望の列車を選び、支払い画面に進み、カード情報を入力していくと予約が完了します。チケットの画面をタップするとQRコードが表示されるため、これで列車に乗れるわけです。

台湾 スマホ 新幹線
今度は台北→桃園が買えた。QRコードも表示される

 朝に台北駅へ向かい、高鉄の改札口のリーダーに予約したチケットのQRコードを読ませます。「ピッ」と音がしてゲートが開き、そのまま乗車可能。カンタンですね。

 下車時も同様に改札にQRコードを読ませます。よく見るとほかにもスマホの画面を使っている人がちらほら。オンラインでチケットが手軽に買えるのですね。

台湾 スマホ 新幹線
高鉄改札口にあるQRコードリーダー
台湾 スマホ 新幹線
スマホをかざして乗車できる

 外国人でもスマホがあれば手軽に新幹線に乗れる台湾。なかなか便利ですね。高鉄の駅の自販機は混雑していることもあるので、台湾に行く予定のある時はアプリでのチケット購入も試してみるといいでしょう。

台湾 スマホ 新幹線
無事スマホで高鉄に乗ることができた

山根康宏さんのオフィシャルサイト

「スマホ好き」を名乗るなら絶対に読むべき
山根博士の新連載がASCII倶楽部で好評連載中!

スマホメーカー栄枯盛衰~山根博士の携帯大辞典

 長年、自らの足で携帯業界を取材しつづけている山根博士が、栄枯盛衰を解説。アスキーの連載「山根博士の海外モバイル通信」が世界のモバイルの「いま」と「未来」に関するものならば、ASCII倶楽部の「スマホメーカー栄枯盛衰〜山根博士の携帯大辞典」は、モバイルの「過去」を知るための新連載!

 「アップルも最初は試行錯誤していた」「ノキアはなぜ、モバイルの王者の座を降りたのか」──熟練のガジェットマニアならなつかしく、若いモバイラーなら逆に新鮮。「スマホ」を語る上で絶対に必要な業界の歴史を山根博士と振り返りましょう!

→ASCII倶楽部「スマホメーカー栄枯盛衰〜山根博士の携帯大辞典」を読む

ASCII倶楽部は、ASCIIが提供する会員サービスです。有料会員に登録すると、 会員限定の連載記事、特集企画が読めるようになるほか、過去の映像企画のアーカイブ閲覧、編集部員の生の声を掲載する会員限定メルマガの受信もできるようになります。さらに、電子雑誌「週刊アスキー」がバックナンバーを含めてブラウザー上で読み放題になるサービスも展開中です。

→ASCII倶楽部の詳細はこちらから!

関連記事

あわせて読みたい

follow us in feedly

最新のニュース

アスキーストア人気ランキング

特集

Comic

アクセスランキング

Like Ranking

BEST BUY

みんなが買っている最新アイテムはこれだ!