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EarsOpen、ハイレゾ級の高音質を骨伝導イヤホンで実現

2017年05月30日 06時00分更新

「ガチっとスタートアップ」は、ガチ鈴木が日々の取材で見つけたスタートアップの中から、個人的にググッときたサービス、プロダクトを紹介するコーナーである。

『EarsOpen(イヤーズオープン)』は骨伝導でハイレゾ級の高音質を実現した、クリップ型イヤホンだ。基礎技術開発で長い歴史をもつ企業ゴールデンダンスの基礎開発をもとに、ベンチャー企業のBoCoが製品を開発している。

 EarsOpenの特徴は骨伝導で多くの基礎特許をもつゴールデンダンスが開発する、世界最小サイズのダイナミック振動子。BoCoに在籍するソニーでオーディオ開発、設計に携わったメンバーが音響系のチューニングなどを行ない、骨伝導に音響の技術を掛け算したことでハイレゾ級という音質を実現しているのが特徴だ。価格は有線タイプが9800円、無線タイプが2万5800円。

 骨伝導ということで、音楽を聴きながらでも周りの音を聞くことが可能。通勤時や防水性もあり、これから汗が多くなる季節にスポーツシーンでの利用に最適だ。また聴覚に障害をもつ方に対しての補助にも役立てられるとしている。GREEN FUNDINGで実施したクラウドファンディング(関連サイト)では3ヵ月で8000万円を超える支援を集めた注目のプロジェクトだ。支援者への発送は順次行なわれ、その後に一般販売となる。

■関連サイト
EarsOpen(boco)

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