ドコモ夏スマホとして発表された「Xperia XZ Premium SO-04J」。「Xperia XZs」が3キャリアからリリースされるのに対し、Xperia XZ Premiumはドコモのみ。また、4K液晶+Snapdragon 835を搭載するなど、他メーカーを含めた夏スマホ最強モデルという見方もできる。このXperia XZ Premiumのスペックについて、発表会での写真も含めて、おさらいしていこう。
注目の4K液晶(2160×3840ドット)は、4K液晶の初搭載機となったXperia Z5 Premiumと同じ5.5型。横幅は約77mmと、5.2型のXperia XZsと比較して大型であることは否めない。とはいえ、強力CPU搭載&防水・防塵対応でありながら、約7.9mmとまずまず薄く、普段から大きめのスマホを使っている人には今更それほど気にならないはず。
Xperia Z5 Premiumとのもう1つの共通点が、非常に滑らかな鏡面加工。最近多い、見る角度で光の見え方が変わるタイプではなく、ストレートに光を反射させるスタイルは「美しい」の一言。その代わりに指紋はとにかく目立つので、カバーを付けて使うか、普段から指紋を拭うためのクロス類を持ち歩くかの2択になりそうだ。
カラバリである「ルミナスクロム」「ディープシーブラック」の2色は、実機を手にするとその違いはわかるが、写真やテキストではとにかく伝えにくい。どの角度からでも金属感が強い前者に対し、後者は光の角度で深い黒の色合いも楽しめる。なお、上下部の側面にカットが加えられ、高級感がグッと増した印象だ。
あらためてスペックを見ていくと、CPUは現時点で最速級のSnapdragon 835(2.45GHz+1.9GHz、オクタコア)、4GBメモリー、64GBストレージ、3230mAhバッテリー、Android 7.1など。おサイフケータイ、防水・防塵、フルセグ・ワンセグなど国内向け機能ももちろんフルで装備。カメラはXperia XZsと共通で、ピクセルサイズを大型化&スーパースロー撮影に対応した1920万画素センサーとなっている。
ネットワーク面でも現時点で最強と言えるもので、3.5GHz帯への対応、3波キャリアアグリゲーション、4×4 MIMO、256QAMと、現行の規格にフルで対応することで、国内最速の下り最大788Mbpsの通信速度に対応する(発売時点では下り最大683Mbpsで、今夏に高速化の予定)。
夏スマホのハイエンド機には、Galaxy S8+というライバルもあるわけだが、Xperiaファンなら1度は確実にチェックしておきたい端末だろう。
ドコモ「Xperia XZ Premium SO-04J」の主なスペック | |
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メーカー | ソニーモバイルコミュニケーションズ |
ディスプレー | 5.5型液晶 |
画面解像度 | 2160×3840ドット |
サイズ | 約77×156×7.9mm |
重量 | 約191g |
CPU | Snapdragon 835 2.45GHz+1.9GHz(オクタコア) |
内蔵メモリー | 4GB |
内蔵ストレージ | 64GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大256GB) |
OS | Android 7.1 |
最大通信速度 | 下り最大788Mbps |
VoLTE | ○(HD+) |
無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応) |
カメラ画素数 | リア:1920万画素/イン:1320万画素 |
バッテリー容量 | 3230mAh(交換不可) |
FeliCa/NFC | ○/○ |
ワンセグ/フルセグ | ○/○ |
防水/防塵 | ○/○ |
生体認証 | ○(指紋認証) |
USB端子 | Type-C |
連続待受時間(LTE/3G) | 約460時間/約500時間 |
カラバリ | ルミナスクロム、ディープシーブラック |
発売時期 | 6月中旬 |
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