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行動予定表自動化システムを発展開発

建築物検査員の横断的スケジュール管理システムがスタート

2017年05月10日 09時00分更新

 ゼストは4月27日、建設会社や設計事務所、工務店が自社の建築物に対する指定確認検査機関への検査予約を横断的に一括でできる無償サービスの提供を5月に開始すると発表した。従来の行動予定表自動化システムをベースに、建築物の検査機関向けに共通のプラットホームとしてクラウド利用できるように開発されたもの。

 建設会社など検査依頼者の利用は無料で、検査機関の利用料は、導入は無償、検査員一人登録で月額3万2400円。

 本サービスでは、利用登録している検査機関すべてを単一のプラットホーム上で管理できる。登録された検査員の空き状況は一覧表示され、立ち会いのスケジュールについても複数の検査機関をまたいだ一括管理が可能。

 検査機関には、検査員の最適ルートの自動算出や書類作成の自動化などのサービスを提供。既に独自のウェブ予約システムを持つ場合は、検査予約結果の情報のみを連動させてクラウド上に無償で表示できる。

検査員は調査現場を一覧表示・その日のルートを出すことが可能

 ゼストでは、サービス開始一年で指定確認検査機関全社と、建設会社・設計事務所・工務店など1000社の登録をめざすとしている。

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