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「うつろいの美」を表現したグラデーション

陶器の釉溜まりを表現したOCEANUS新世代モデル「OCW-G2000C」

2017年04月28日 09時00分更新

 カシオ計算機は4月27日、OCEANUS(オシアナス)の新世代モデル「OCW-G2000C」の発売日と価格を発表した。発売日は6月9日で価格は27万円、全世界限定1500個の限定販売となる。

 スイス・バーゼルで3月に開かれた「バーゼルワールド2017」で発表された本製品。標準電波とGPS電波の受信に、スマートフォンを介したタイムサーバー接続を加えた最新モジュール「Connectedエンジン 3-way」を搭載。独自のシステムでスマートフォンを経由してサマータイムやタイムゾーンの情報も自動更新し、時計の内蔵データを最新の状態に保つ。また、専用アプリ「OCEANUS Connected」との連携で、約300都市から選べるワールドタイムの簡単設定や時刻取得履歴、ソーラー発電量などを確認できる。

 ベゼルには高度な切削加工技術を要するチタンとの複合素材を使用した上で、サファイア素材に新開発のグラデーションスパッタリング技術を採用。陶磁器を焼く際に器の縁や底に流れ溜まった釉薬に現れる「釉溜まり」に着目し、ブランドカラーの青を基調とした透明感あるグラデーションで「うつろいの美」を表現したとしている。

 12時と6時位置のインダイアルには白蝶貝に青のカラーリングをほどこし、4時側の小窓から覗くディスクにはスペクトル制御された多層薄膜コーティングでメタリックな発色を出すスパッタリングを入れている。

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