2017年04月18日18時10分

キャリアに先駆けて発表! シャープ「AQUOS R」発表会レポート

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 シャープは4月18日に発表会を開催し、同社のフラグシップスマートフォンの名称を2017年夏モデルから「AQUOS R」に統一すると発表、新端末のタッチ&トライも実施した。

 発表会には取締役専務兼IoT通信事業本部長の長谷川 祥典氏が登壇。「今年から2019年に向けて事業転換をかけ、シャープは家電メーカーから人に寄り添うIoT企業に生まれ変わる」とコメント。スマートフォンは同社が提唱するAIoTの中心的な存在になると語り、同社のフラグシップスマホの名称を「AQUOS R」に統一すると発表し「1年ぶりとなる渾身のフラグシップスマホ」とコメントした。100万台超えの販売目標を掲げ、国内スマホ市場への取り組みに注力する姿勢を示す。

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新生シャープは家電メーカーからヒトに寄り添うIoT企業に舵を切る。主戦場も日本からグローバルに
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AIoTを家電からスマートホーム領域に拡大

 続いて登壇したのはIoT通信事業本部パーソナル通信事業部商品企画部長の小林 繁氏。新フラグシップスマホ「AQUOS R」をプレゼンした。小林氏は「AQUOSは光学式手ぶれ補正など他社に先駆けて最新技術を搭載してきた」と語り、AQUOS Rの特徴を解説。競合他社のフラグシップスマホは先進感とスタイリッシュさを重視していると前置きした上で、AQUOS Rは「親しみやすさと先進感を両立」と、新端末の狙いを語る。

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新フラグシップシリーズ「AQUOS R」の立ち位置
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AQUOS Rはコンフォートデザインを心がけたとのこと
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AQUOS Rの試作機。発表会場の説明員によると、背面のAQUOSロゴには「R」は付かないとのこと
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USB端子は両面挿しのUSB Type-Cで、下部には指紋認証センサーを搭載。側面はシャッターボタンは非搭載

 AQUOS Rの“Emotional edge”形状に関して「モバイル機器にとって持ちやすさは非常に重要。しかし持ちやすい形状はゴツゴツする。持つところはシャープな造形で、手に当たる部分はラウンド形状とした」とコメント。また、本体には単純な機械加工では実現できないメタルフレームとバックパネルを採用したと語る。

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保持する部分はシャープに、手に当たる部分はラウンド形状とした「Emotional edge」

 シャープのフラグシップスマホに搭載されるIGZO液晶は、AQUOS RでフルHD(1080×1920ドット)からWQHD(1440×2560ドット)に進化。さらにパネルは倍速の120Hz駆動で「既存の倍速IGZO液晶の1.5倍滑らかな表示」(小林氏)。さらに液晶テレビのAQUOSで同社が培った“リッチカラーテクノロジー”のモバイル版を採用し、DCI90%の高色域と新設計のカラーフィルター、“S-Pure LED”の採用でHDR(ハイダイナミックレンジ)表示をサポート。AmazonプライムビデオのHDRコンテンツ再生に対応した。

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IGZO液晶はWQHD解像度にスペックアップ
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AmazonプライムビデオのHDRコンテンツ再生に対応
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HDR対応のWQHD解像度倍速IGZO液晶を搭載

 光学式手ぶれ補正対応のリアカメラは2260万画素で、F値1.9の明るいレンズと35ミリ換算で22mmと超広角。小林氏は「スマートフォンの撮影では目の前にある風景の空気感を残すことが重要。そこで超広角の22mmとした」とコメントした。インカメラも1630万画素かつ23mmと超広角で、セルフィー需要にも応える。

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2260万画素のリアカメラは22mmと超広角
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1630万画素のインカメラは23mm
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光学式手ぶれ補正搭載の2260万画素リアカメラと1630万画素のインカメラ

 続いてAQUOS Rのスペック面に言及。CPUはクアルコムがCES 2017で発表した10nmプロセスで製造されるSnapdragon 835で、ファイルシステムにUFS(ユニバーサルフラッシュストレージ)を採用、メモリー4GB/ストレージ64GBとなっている。

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AQUOS Rの主要スペック。もちろん防水防塵仕様だ
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新サーモマネジメントシステムにより旧機種より約4度温度が低下
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サーモグラフィーによるAQUOS Rと旧モデルの発熱量の比較

 ハイエンドスマホで問題となる発熱に関しては「「ユーザーが熱を意識しにくい場所に熱を逃がすほか、そもそも熱を抑制するようにした」(小林氏)として、旧機種比約4度温度が低下するという新サーモマネジメントシステムを解説。サーマルスロットリングまでの時間を延長することで「より長い間ハイパフォーマンスを楽しめる」としている。また、特筆すべきは最新OSへのアップデートを2年保証すること。末永くスマホを利用したいユーザーには朗報だろう。

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2年間最新OSへのアップデートを保証

 小林氏は「AQUOS Rの“R”はReality,Response,Reliabilityに加えてRoboticsも示すもの」と語り、新たな取り組みとしてスマホをロボット化する充電クレードル「ROBOQUL」を発表した。

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AQUOS Rの「R」にはRobotics要素も含まれる
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スマホをロボット化する充電クレードル「ROBOQUL」

 ROBOQULは回転用のモーターを内蔵したスマホ充電台。AQUOSが搭載する「エモパー」を利用し、ユーザーのいる方向に向いて通知や提案を行なう。

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スマホをロボット化するスマホ充電クレードル「ROBOQUL」

 キャリアの発表に先駆けて新端末を発表したことに関して、長谷川氏は「AQUOS Rはシャープとして初の統一ブランドということで先に発表した。今後どのキャリアから端末が発売されるかは回答を控えたい」とコメント。100万台以上という出荷目標に関しては「現在の国内シェアは13%ほど。もっと高いシェアに挑戦していきたい」と語った。

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AQUOS Rのカットサンプル
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取締役専務兼IoT通信事業本部長の長谷川 祥典氏(左)とIoT通信事業本部パーソナル通信事業部商品企画部長の小林 繁氏(右)
 AQUOS R
メーカーシャープ
ディスプレー5.3型IGZO液晶(HDR10対応)
画面解像度1440×2560ドット
サイズ約74.8×153×8.7mm(目標値)
CPUSnapdragon 835
内蔵メモリー4GB
内蔵ストレージ64GB
OSAndroid 7.1
無線LANIEEE802.11ac(MIMO)
Bluetooth5.0
カメラ画素数リア:2260万画素(F1.9、22mm)
/イン:1630万画素(23mm)
バッテリー容量3160mAh
フルセグ/ワンセグ○/○
FeliCa/NFC○/○
指紋認証
防水/防塵IP5,8/IP6X

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