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東アジアの漢字文化圏を通じて違和感の少ない字体をデザイン

Adobe、新たなオープンソース書体「源ノ明朝」を公開

2017年04月04日 17時10分更新

「源ノ明朝」

 アドビは4月4日、オープンソースPan-CJK書体「源ノ明朝」を発表した。GitHub(説明は英語のみ)からオープンソースとして無償でダウンロードできる。

 源ノ明朝はグーグルの協力によって制作された書体で、アドビフォントとしては2番目のPan-CJK書体ファミリー。画面表示向けに最適化されている書体で、すでに公開された「源ノ角ゴシック」と対となる。東アジア地域の4つの言語(簡体中国語、繁体中国語、日本語、および韓国語)において統一された書体デザインを持つ。

同じ漢字文化圏でも書体が異なる点にも配慮がなされている

 欧文の豊富な文字セットを含んでおり、ラテン/ギリシアおよびキリル文字に対応(Source Serif)。Source Han書体シリーズ全体は平均的な「スーパーファミリー」書体を上回る大規模なものとなっており、アドビとグーグルの協力ほか、開発にはイワタ、Sandoll Communications(韓国)、Changzhou SinoType(中国)がパートナーとなっている。

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