2017年03月27日09時00分

音声通話アリでも月2000円以下、1GB/月のオマケつき格安SIMで通信費を抑える方法

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 世間は新生活シーズン真っ只中。スマホを新調したり、通信容量や月額料金を見直したりするにはいい時期だ。現状、スマホの月額料金を抑えたいなら、格安SIMに切り替えるのがもっとも手軽で効果的な選択肢だろう。最近はSIMフリー端末も増えており、キャリアスマホも半年間使えばSIMロック解除が可能と、格安SIMへ乗り換えやすくなってきている。そんな格安SIMのひとつ、『OCNモバイルONE』が届いたので実際に使ってみた。

 『OCNモバイルONE』は、NTTコミュニケーションズが提供する格安SIMだ。NTTドコモの回線を利用するMVNOなので、ドコモのスマホを利用している人なら、SIMロックを解除せずに乗り換えられる。プランはデータ専用や音声対応のタイプ、月額やプリペイドなどが用意されているが、今回は音声対応プランを契約した。

 ちなみに、ちょうど新生活シーズンに合わせたキャンペーンを実施中で、音声対応SIMだと利用開始月の翌月から2ヵ月間の月額基本料金756円(税込・以下同じ)引きと、データ専用SIMも含めて1年間1ヵ月あたり1GB増量のサービスが受けられる(月次コースの場合。日次コースの場合は、1日あたり50MB増量)。

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↑キャンペーン適用後の基本料金。2ヵ月間音声対応SIMでもデータ専用SIMと同額で利用できる。

 こうした格安SIMは、ネットショッピングサイトで購入すると手軽かつお得になりやすい。OCNモバイルONEの場合、公式サイトからも契約できるが、初期費用3240円がかかる。これがショッピングサイトでは、初期費用ぶんが含まれたパッケージで販売されており、実質かなりの割り引きとなるのだ。今回はAmazonの2000円分ギフト券付き(Amazonプレミアム会員のみ)で、900円で販売されたものを購入した。ちなみにギフト券なしだと228円で購入でき、ほぼ3000円引きとなる。

 ただし、このパッケージは購入してもSIMがついてくるわけではないことに注意する必要がある。パッケージ中に記載されているURLへアクセスして契約を完了させ、SIMカードを送ってもらう必要があるのだ。

 手続きにはクレジットカードと運転免許証などの本人確認書類が必要なので、あらかじめ用意しておこう。また、電話番号移行(MNP)の場合は、利用しているキャリアのサイトで予約番号を取得しておこう。筆者は新規で契約のため、MNP予約番号の取得はしていない。

 まずは手続きのサイトへアクセスし、パッケージに記載されているアクティベートコードを入力する。その後は個人情報の入力や、契約する内容を選択。あとは運転免許証など確認書類の写真をアップロードすれば、申し込みは完了だ。ちなみに今回は音声通話ありで月額3GB/月(キャンペーンで4GB/月)のコースを選んだ。これでも月額1944円と、キャリアに比べれば大幅に安くスマホを利用できる。

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↑アクティベートコードを入力し、プランを選択。住所などの個人情報を入力する。認証番号を受け取るために、SMSが利用できるケータイやスマホが必要だ。

 手続きからSIMが届くまでは2~3日とのことで、筆者の場合は月曜日の夜に申し込み、届いたのが木曜日と予定どおり3日でSIMが到着した。前日には、連絡先登録しておいたケータイのSMSに発送通知と宅配便の伝票番号が送られてきたので、いつ届くかもわかりやすく安心できる。

 SIMカードのパッケージには、SIM本体と設定に関する説明書が付属する。筆者はnanoSIMタイプのカードを選んだが、もちろんmicroなど他のサイズも選択可能だ。

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↑宅配便で届いた荷物の中身は、SIMカードの挟まった注意書きの台紙と設定に関する説明書。
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↑最近はNTTドコモのロゴも入らず真っ白で、ちょっと味気ない気がするSIMカード。IC部分を切り取って使う。

 SIMを差したのは、メーカー貸出し品のファーウェイ最新機種『Mate 9』だ。OCNモバイルONEでは残念ながらセットでは取り扱ってはいないが、5.9インチの大画面ながら5.5インチのiPhone 7 Plusとほぼ同サイズ。しかもライカのダブルレンズを採用したカメラにより、本格的で高画質な写真が撮れる製品だ。

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↑ファーウェイの『Mate 9』。5.9インチながらiPhone 7 Plusと同等のサイズ。

 オクタコアのCPUを搭載し、メインカメラは2000万画素モノクロ+1200万画素RGB。メモリーは4GB、ストレージは64GB。USB-Cを採用し、バッテリー容量は4000mAhと余裕の仕様。指紋認証も背面に装備し、最新OSのAndroid 7.0を搭載している。画面も見やすく動作も滑らかで、これで実売5万8000円前後だというのだから、Xperiaばかり購入してきた筆者は、ちょっと目が覚めた気分。

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↑レンズにライカのダブルレンズを使用。その下にあるのは指紋認証用のリーダー。
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↑本格的なマニュアル撮影も可能で、かなりキレイに撮れる。
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↑猫の毛並みもクッキリ。蛍光灯下での撮影だが、特に補正することもなく明るく撮れた。

 利用にあたっては、専用器具でトレイを取り外してSIMを装着。その後、[設定]から[その他]の[モバイルネットワーク]で[アクセスポイント名]を選択。一覧の中から[OCNモバイルONE]を 選択するのだが、すでに選択されており利用できる状態になっていた。Mate 9の場合、SIMを差しただけで特に設定することもなくすぐに使えるわけだ。

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↑まずはSIMを挿入。同梱の専用工具でトレイを出してSIMを乗せる。
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↑[アクセスポイント名]を見てみたら、すでに[OCNモバイルONE]が選択されていた。

 ちなみに私物のiPhoneにもSIMを差してみたところ、こちらは構成プロファイルをインストールする必要があった。説明書に記載されているQRコードを読み取るか、URLへアクセスして、プロファイルをダウンロードする。Wi-Fi環境が必要なので、Wi-Fi環境のない人で、以前使っていたSIMも利用できなくなっている人には厳しいかもしれない。 インストール自体は指示に従って進めていくだけなのでそれほど手間はかからないのだが、とにかくWi-Fiを確保できるか否かがポイントだろう。

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↑プロファイルが必要な場合、まずインターネット経由でダウンロードする必要あり。

 利用できるようになったので、Speed.netのアプリで通信速度を計測してみた。平日の昼間に計測してみたところ、下りは約2Mbpsとちょっと低調な結果に。ただし、別のドコモ系格安SIMで試しても同じ程度しか出ていなかった。ちなみに本家ドコモのSIMだと下りは23Mbps程度出ていたことから、帯域が絞られている可能性もある。あらためて同日の16時ぐらいに計測してみたところ、今度は下りが8Mbps程度と改善していた。速度は時間帯や場所によって大きく左右されるが、Web閲覧やSNSをやる程度なら特に不満を感じるものではない。

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↑平日の昼間に計測したOCNモバイルONEのSIM。
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同じ昼間の時間帯で計測したドコモのSIMの通信速度。
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平日の16時ごろに計測したOCNモバイルONEのSIMの通信速度。

 OCNモバイルONEの魅力は、通信容量が余ったら翌月に繰り越せることと、月1回コースを変更できること。月によって利用量は一定ではないので、使えなかったぶんを翌月使えたり、利用量を見越してコースを変えられるのは助かる。また、全国8万2000ヵ所で利用できる『OCN モバイル ONE Wi-Fiスポット』が無料で使えるのもありがたい。Wi-Fiでつなげる頻度が増えれば、コースもより少ないタイプに切り替えられるわけだ。

 通話をよく利用する人なら、IP電話アプリ『050 Plus』を使えば通話料を抑えるのに役立つだろう。固定電話への通話なら8円/分、携帯電話への通話なら16円/分(いずれも税別)でかけられ、基本料は音声SIMなら無料、データ専用でも162円と安い。また、音声対応SIMなら10分かけ放題となるオプションも用意されており、月額918円で利用可能だ。

 とにかく通信・通話をより安くしたい人にとって格安SIMの導入は最良の一手。OCN モバイル ONEは、通常の月次コースのほか、日次コースやプリペイド期間型&容量型など、用途やライフワークに合わせてプラン選びができるのがポイント。スマホとセットでも販売しているので、新規にスマホから選びたい人はまとめて購入するのがオススメだ。

■関連サイト
『OCN モバイル ONE』製品ページ

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