週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

「OneNote 2016」にない機能も増えている

Windows 10に付属している「OneNote」が機能強化された

 Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。

 基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。

「OneNote for Windows 10」の画面

調査依頼
Windows 10付属のOneNoteって機能が少ないの?

 Windows 10には「OneNote」が標準搭載されている。従来は、有料版のOfficeスイートに入っていたデジタルノートアプリで、2014年に無償化されたものだ。マイクロソフトアカウントを利用することで、クラウドでデータを同期でき、複数のPCで同じノートを閲覧・編集できるのがウリ。

「OneNote 2016」の画面

 「OneNote for Windows 10」はシンプルなUIながら、定期的に新機能が追加されていく。一方、「OneNote 2016」は従来のOneNoteに搭載されていた主な機能を踏襲している。基本的には、「OneNote 2016」の方が高機能と言っていいだろう。ただし、マイクロソフトによると、時間の経過と供に「OneNote 2016」な主な機能も「OneNote for Windows 10」にも追加されていくと言う。

2〜3月にかけて「OneNote for Windows 10」が大幅に強化された

数式を入力して選択したら「数値演算」をタップする

 とは言え「OneNote for Windows 10」のみが搭載している機能も多い。まず、OSと統合されているので、デバイスがロックされた状態でもOneNoteを起動してメモを取ることができる。Cortanaに音声でメモを取らせることも可能。「アクションセンター」の「メモ」でも瞬時に「OneNote for Windows 10」が起動するのも便利。Edgeからウェブページに書き込んだデータを保存することもできる。

誤認識していたらその部分を修正する

メニューから「2Dでグラフ化」を選択する

気持ち悪いグラフが正確に描写された

 宣言通り「OneNote for Windows 10」は頻繁に更新されており、ごく最近も大幅な機能強化が行われた。中でも面白いのが、手書きで入力した数式を認識して、グラフを描画してくれる機能。長い数式の場合は、きちんと認識させるのに少々手間取るが、グラフになるのは楽しい。ただ、世の中にはとんでもない数式で絵を描く人がいるが、あまり複雑な式だと描画してくれなかったのが残念。


これでズバッと解決!

 以前は「OneNote for Windows 10」が簡易版のような感じだったが、現在では高機能になってきており、「OneNote 2016」にない機能も増えている。


 Windows 10探偵団は毎週、月・水・日に更新します。お楽しみに!


この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事