週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

完全にアップデートを止めたい

Windows 10のWindows Updateを完全にコントロールする

 Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。

 基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。

「設定」の「Windows Update」に書いてあるとおり、従量制課金接続では実行されない

調査報告
Windows 10のWindows Updateを完全にコントロールする

 Windows 10では、Windows Updateが強制的に適用される。一般的には、Windows 10が最新の状態に維持されることで安全性などが確保され、最新機能が使える。しかし、何らかの理由で、今正常に動いている状態に手を加えたくない、ということもあるだろう。Windows 10には、「アップグレード延期」で数ヵ月間アップデートを延ばす設定が用意されている。再起動するタイミングも、「アクティブ時間」などを設定し、ある程度はコントロールできる。それでも、完全にアップデートを止めたい、という相談を受けることがある。

「Windows 10 Update Switch」をダウンロードする。インストール版とポータブル版が用意されている

「Windows 10 Update Switch」を起動したら、「Download SubInACL.exe」をクリックする

 解決策がないわけではない。フリーソフトの「Windows 10 Update Switch」を利用すればいい。「Rizonesoft」(http://www.rizonesoft.com/downloads/windows-10-update-switch/)からダウンロードできる。このソフトは、利用するインターネット接続を「従量制課金接続」にしたりして、自動更新を防いでいる。

「SubInACL.exe」をインストールする

右上の接続にチェックし、「Disable Windows 10 Updates」をクリックする。元に戻す場合は「Enable Windows 10 Updates」をクリックすればいい

 ソフトをインストールして、「Disable Windows 10 Updates」をクリックするだけの簡単操作でOK。ネット接続を「従量制課金接続」に設定すると、Windowsストアからのアプリダウンロードが一時停止されたり、スタート画面のタイル更新が停止したり、オフラインファイルが同期されなかったりするが、仕様なので仕方がない。ただし、Windows Updateで優先度の高い更新プログラムがインストールされてしまう可能性があることも頭に入れておこう。


これでズバッと解決!

 フリーソフトの「Windows 10 Update Switch」を利用する。有線LANや無線LANを「従量制課金接続」設定にすることで、Windows Updateを止めることができる


 Windows 10探偵団は毎週、月・水・日に更新します。お楽しみに!


この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事