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番組表も4K! シャープが4K UHD BD対応レコーダーを3月発売

2017年02月23日 11時00分更新

「BD-UT3100」。新製品の3モデルとも外観は同じ

「BD-UT3100」。新製品の3モデルとも外観は同じ

 シャープは2月23日、4K Blu-rayこと「Ultra HD Blu-ray Disc」(UHD BD)の再生が可能なBlu-ray Discレコーダー3モデルを発表した。いずれも発売は3月24日の予定。UHD BD対応モデルをリリースするのは、国内メーカーとしてはパナソニックに次いで2社目となる。

本体前面のフタを開けたところ。中央にインジケーターがあり、左にB-CASスロット、右にドライブがある

本体前面のフタを開けたところ。中央にインジケーターがあり、左にB-CASスロット、右にドライブがある

本体背面。端子類の数も3モデル共通だ

本体背面。端子類の数も3モデル共通だ

 ラインナップは、3TB HDD内蔵モデル「BD-UT3100」(予想実売価格 13万円前後)、2TB HDD内蔵モデル「BD-UT2100」(同11万円前後)、1TB HDD内蔵モデル「BD-UT1100」(同10万円前後)で、HDD容量以外のスペックは同じ。トリプルチューナー搭載のBDレコとなる。

映像出力設定。ビット数を36bitにすることでHDRが有効になる

映像出力設定。ビット数を36bitにすることでHDR出力が可能になる

 UHD BDに対応するため、新開発の画像処理エンジン「4KマスターエンジンBD-PRO」を搭載。地上波などの2K放送の映像も4K60pにアップコンバートして出力する。

 一方で高速処理も実現しており、従来機よりも再生開始時間や動作の処理が高速になっている。

左が新しいBDドライブ。白いパーツがスタビライザー

左が新しいBDドライブ。白いパーツがスタビライザー

 また、BDドライブも新開発のものを採用。防振や防音効果のあるスタビライザーを搭載することで、ドライブの最高回転速度を4000rpmから5000rpmに向上している。

4K解像度の「4Kビジュアル番組表」

4K解像度の「4Kビジュアル番組表」

横に17チャンネルまで表示が可能

横に17チャンネルまで表示が可能

実際に17チャンネル表示させたところ

実際に17チャンネル表示させたところ。地デジとBSが表示されているが、画面を横にスクロールすることでCSも表示される

 BDレコーダーとしての機能はほぼ従来のモデルを踏襲する形となる。しかし、番組表が4K解像度となっており、細かく繊細な文字表示が可能。このため、表示チャンネル数も最大17チャンネルまで同時に表示できる。

裏番組表示機能。出演者の顔写真が表示される

裏番組表示機能。出演者の顔写真が表示される

人名検索画面でも顔写真が表示される

人名検索画面でも顔写真が表示される

チャンネル別おススメ番組表示

チャンネル別おススメ番組表示

 また、裏番組を表示する機能では、Gガイドから番組イメージや出演者の顔写真を取得し、表示する機能を搭載。ただし、写真表示はネット接続していることが条件となる。

「ドラ丸」といった従来の機能を搭載。サムネイルは高画質化されている

「ドラ丸」といった従来の機能を搭載。サムネイルは高画質化されている

 ドラマ/アニメ/バラエティーの新番組を自動録画する「ドラ丸」や、シーンのサムネイルを表示して見たい場面をすぐに選べる「見どころポップアップ」といった機能は従来通り搭載するが、それらに表示されるサムネイルが従来機の4倍の解像度となり、4Kテレビでも見やすくなっている。

左は10年前のBDレコ&テレビの組み合わせで2K映像を表示。右はBD-UT3100と最新のテレビで4K HDR表示している。画面サイズの違いで解像感はあまり変わらないが、黒の濃淡や反射した光の表現などが右のほうが優れている

左は10年前のBDレコ&テレビの組み合わせで2K映像を表示。右はBD-UT3100と最新のテレビで4K HDR表示している。画面サイズの違いで解像感はあまり変わらないが、黒の濃淡や反射した光の表現などが右のほうが優れている

 HDRは「HDR 10」に対応。ネット動画サービスは「アクトビラ」のみ利用可能となっている。

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