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放送・業務用の特殊カメラの威力

キヤノン、超高感度CMOSセンサーで「月虹」の撮影に成功

2017年02月16日 18時21分更新

月虹(動画からの切り出し画像)

 キヤノンは2月16日、月光によって発生する「月虹」を撮影できたと発表、動画を公開した。

 月虹は太陽光と同様に空気中の水滴によって分光されて起きるが、太陽光の虹と比べて極端に光量が少ないため撮影するのは難しい。キヤノンでは超高感度CMOSセンサーを搭載する多目的カメラ「ME20F-SH」を用いてISO 102000での動画撮影に成功した。

 ME20F-SHはとくに低照度の被写体を撮るための放送・業務用特殊カメラ(EOSなどと同様にEFレンズを使用する)で、ISO感度は最高400万相当。月虹撮影を含むプロモーション動画は同社の技術紹介映像「CMOSセンサーの大いなる可能性」として公開されている。

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