「ポメラ」といえば、キングジムのロングセラー商品。2008年に初代ポメラの「DM10」が発売されて以来、およそ1〜3年おきに新製品が投入され、2016年10月に最新型の「DM200」が発売されました。
ポメラは「デジタルメモ」というジャンルの製品で、文字の執筆に特化したシンプルな仕様が特徴ですが、なんとこのDM200を使って、5000万円もの大金を稼ぎ出した人物が!? 週刊アスキー1113号では、その意味するところに迫るとともに、ポメラDM200の魅力を紹介しています。以下は本誌からの抜粋です。
芝村裕吏氏がポメラ DM200の魅力を明かす！
ポメラで稼がせてもらった金額は、5000万円は軽く超えていると思います。単年度でいうと、2015年の1年間で2000万円。2016年もおそらく同じくらいの金額だと思います。小説の執筆でいうと「ポメラ」 が主力です。
https://id.ascii.jp/weeklyascii/content/ida_1113_a?p=4
―― 1日あたり何文字くらい書いているのでしょう？
小説は1カ月間で1冊くらい書くんですね。特急仕事だと、3週間ごとに1回締め切りがきちゃいます。3週間で12万字くらい書くことになって、そのすべてを「ポメラ」 で書いています。追い詰められていくと、8週間で2冊上げてくださいという感じになるので、1週間ごとに最低で3万文字、少なくとも1日当たり6000文字くらいです。シリーズ5作目の「DM100」が出て以降は、ものすごく忙しいときはローマ字入力からNICOLA（親指シフト配列）に切り替えたりして入力していますね。
――なかなか、すごいですね。
いやー、むしろスゴイのはキングジムさんです。よくぞここまでの素晴らしいハードウェアを出してくれました。本当にありがとうございます！ 大感謝ですよ。
「ポメラ」があれば、文書をお金に変えられる
――「ポメラ」の魅力は？
「ポメラ」は、私のような労働意欲の低い人のためのアイテムなんです（笑）。いや、意欲が高い人は、普通にPCで仕事ができるんですよ。なんだったら、スマートフォンでも仕事ができます。でも、私みたいな人だと、スマートフォンを持っちゃうと、とりあえずTwitterを立ち上げちゃったり、ゲームを始めちゃったり。PCだと、なんとなくフリーセルを始める（笑）。 ネットにつながっていれば、 それこそアスキーのサイトを眺めてみたり。
2分で済む仕事をやるのに、1時間かかっちゃうわけですね。この1時間を仕事にあてるのにいちばんいいのが、自主的な監禁道具としての「ポメラ」なんですよ！（笑）ポメラを開けたら仕事しかできない。「まさに俺が求めていたのは、コレだ！」です。
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ポメラで5000万円稼いだ男、PSVRとPC連携!? VR超最前線、Instagramのキホン、超絶進化した最新文具特集ほか
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【表紙の人】
大友花恋
【巻頭特集】
「ポメラ」で5000万円稼いだ作家 芝村裕吏氏が明かす
「ポメラ」DM200の魅力
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■通巻：1113号
■発行：2017年2月7日 (火)
■次号発行予定：2017年2月14日 (火)
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