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もっとアジアで愛される音? 実売7000円台でベリリウムコート振動板の「Wizzer A15」

2017年02月03日 22時54分更新

 e☆イヤホンは2月3日、日本初上陸のブランドWhizzer(ウィーザー)「A15」の販売を開始する。人間工学に基づいた曲面&ラグジュアリーな金属ハウジングを採用しつつ、高コスパで秀逸なサウンドをうたう。MMCXリケーブルにも対応する点が特徴。

 “もっとアジア人に好まれる音作り”がコンセプト。特性表に偏らず、聴感第一主義で開発している。“一度聴いたら好きになる音作り”を目指している。形状やデザイン、装着感なども同様だ。

 ダイナミック型で、直径10mmのベリリウムコーティング振動板を採用。ハウジングは硬度と軽量性の両立ができるステンレス合金製になっている。

 素材は高密度で、余計な響きを排除した“316Lステンレスハウジング”(密度7.98g/cm3。通常のアルミ合金が2.7g/cm3であることを考えると3倍近い差がある。同価格帯の製品と比べて、高解像かつ、広い音場、繊細な楽器/ボーカルなどの分離感/定位感が得られるといううたい文句だ。

 ケーブルも、複数の材料を適材適所に用いている。24金メッキを施したオーダーメイドのMMCXコネクタ、2000回以上の抜き差し試験を経た耐久性の高いプラグを利用している。

 ほかにイヤホンフック部には形状記憶のチタン材料を採用。主線のシースに防弾繊維を採用することにより耐久性を向上。支線に高い弾性を誇るTPE材料を採用。MMCXプラグ、イヤホンケーブルまでオーダーメイドにて製造。交換用のアンチダストダンパーが複数個付属といった点も特徴だという。

 再生周波数帯域4Hz~25kHz。インピーダンス16Ω。感度98dB。重量約30g (イヤホン本体片側の重量は7.5g)。e☆イヤホンでの販売価格は7980円になる見込み。なお、実機は“ポタフェス仙台”で初公開し、イベント当日に現地でのみ先行販売する。本格的な販売は2月下旬になる見込み。

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