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2021年までにどれほどに到達するのか?

Tractica、モバイルVR関連機器とコンテンツ収益の予想を発表

2017年01月10日 13時00分更新

 トラクティカは、出版レポート「モバイル仮想現実(VR)市場分析と予測:ヘッドマウントディスプレー、アクセサリ、モバイル用VRコンテンツプラットフォーム」において、モバイルVR関連機器とコンテンツ収益は、2021年までに109億ドルになるとの予測を発表した。

 トラクティカは、モバイルVRこそが多くのユーザーに、ゲームとメディアの新しい体験を試す機会を与える最初のもの、先導するものだと考えており、2016年の消費者向けVRヘッドマウントディスプレー(HMD)の売り上げの88%以上がモバイルVRHMDだと予測している。

 また、モバイルのVR市場独占はこれからの年も継続し、2021年まで消費者向けVRHMDの年間出荷台数の75%をモバイルVRHMDが占めると予測している。そして、21年までには、モバイルVRハードウェアとコンテンツの市場は109億ドルに達すると予測した。

モバイルVRハードウェアとコンテンツの市場の内訳の予測

 アナリストのMark Beccue氏は、「モバイル向けVRはPC向けやコンソール向けVRより没入型が少ない」が、2017~2021年の間にその差はすぐわずかになるでしょう。簡単なVR体験の唯一の選択としてのモバイルではなく、全VR体験に大多数がモバイルを選択する新しい現実の可能性があります」と述べている。

 トラクティカのレポート「モバイル仮想現実(VR)市場分析と予測:ヘッドマウントディスプレー、アクセサリ、モバイル用VRコンテンツプラットフォーム - Head-Mounted Displays, Accessories, and VR Content for Mobile Platforms: Market Analysis and Forecasts」の購入はこちらから。

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