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TV、エアコン、照明……多すぎリモコン、スマホで代用「eRemote mini」

2016年12月17日 18時00分更新

 家に帰って何をしますか。まず電気をつけて、テレビの電源を入れて、エアコンをつけて……。この動作の間にリモコンを3回も触っているわけです。ワンタッチでできればいいのに!

 というわけでアスキーストアで大人気の「eRemote mini」が登場します。ジャジャーン。

 クラウドファンディング「Makuake」で目標金額の700%を達成したeRemote miniは、スマートフォンで家電を操作できるスマートリモコンです。メーカーや年式に関係なく、「赤外線リモコン付き家電」(エアコン、テレビ、照明、加湿器、お掃除ロボット、コンポなど)に対応します。

家中のリモコンをスマホ1台に集約する、「スマートリモコン」

 スマホ(かタブレット)をWi-Fiに接続してアプリを起動し、eRemote mini本体に接続。そして、追加するリモコンを選びます。要するに、ご家庭で今お使いのリモコンを、どんどんアプリ内に追加できるのです。

 つまり、家中の家電のリモコンをスマホ1台に集約できます。テーブルにごちゃごちゃとリモコンを置かなくていいのはもちろん、家のどこにいても操作できるようになるのです。

 しかもこのeRemote mini、「利用シーン」機能という、複数の家電をまとめて操作する機能もある。これによって、出かける際にテレビやエアコン、コンポをオフにしたり、起床時間にぜんぶ点けたりできるのです。

アプリのメニュー画面には「シーン+」という項目があります。ここから設定します

これが「シーン追加」画面。画面中央上の「+」をタップして、家電への指示(=リモコン操作)を追加していきます

 シーン追加画面では、特定のシーンを想定して操作を追加していきます。たとえば「帰宅してまず押す」というシーンならば、照明、エアコン、ついでにテレビもONにするとしたい。その場合は、まずアプリに登録した照明のリモコンパネルから、照明の電源ボタンを追加。続いてエアコンのパネルから電源ボタンを追加……といった具合です。

たとえばエアコンのリモコンパネルから、エアコンの電源ボタンを追加して

指示名を追加します

続いてテレビの電源ボタンを追加

 ちなみに全部同時にではなく、たとえば「テレビチューナーの電源を入れてから5秒後にテレビの電源をオン」という感じで、動作間の秒数も調整できます。

動作間の秒数を調整できます

利用シーンはアプリのトップ画面の上側にアイコン(というか、横長の画像)として保存されるので、タップすると動作します

複数の操作がまとめて実行されます

 ワンタッチで複数の家電を簡単にコントロールできるというのは、今までのリモコンにはない利点です。一度設定しておけば、帰宅時に、あるいは就寝時に、スマホですぐに全部がオン/オフにできる。あるいはBlu-rayを鑑賞したいときに、ワンタッチでテレビの電源オン〜テレビの入力切替〜Blu-rayプレイヤーの電源オン〜Blu-rayを再生の複数動作が可能になるわけで、これは本当にスマートだと思います。

 電源はmicroUSB経由で、本体サイズはおよそ幅53×長さ53×高さ65mm。Wi-Fiは2.4GHz帯のIEEE802.11 b/gに対応していて、アプリはiOS 5.0以上、Android 3.0以上に対応です。6980円で予約受付中。2016年12月下旬にお届け予定です。


スマホで全家電をコントロール 外出先からも操作可能「eRemote mini」

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