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今週末開始の「ガールズ&パンツァーうぉーく!」を体験してきた

大洗のふるさと納税返礼品は、なんと聖地巡礼チケット

2016年12月01日 23時00分更新

 ガールズ&パンツァーうぉーく!の先行体験会が11月30日、茨城県の大洗町で開催された。iOS/Android端末向けのスマホアプリ『舞台めぐり』の新機能。“街なかオリエンテーリング”をコンセプトにした。正式サービス開始は今週末12月3日で、2017年12月まで利用できる。

大洗のふるさと納税返礼品は、なんと聖地巡礼チケット

 舞台めぐりはアニメ作品とコラボした“聖地巡礼”アプリだ。作品にゆかりのある場所をアプリ上で知ることができ、アニメと同じ構図でキャラなどを映しこんだ記念撮影が可能になっている。

 ガールズ&パンツァーうぉーく!は、現状ではふるさと納税の返礼品という位置づけだ。そのため大洗町がふるさと納税のラインアップとして9月15日に追加した“行ける!ふるさと納税”のパッケージに含まれる“体験チケット”が必要だ。

ガールズ&パンツァーうぉーく!のトップ画面。あんこうチームの5人のうち1名を選び、一緒に大洗の街をめぐる設定だ。

 メインストーリーでは、大洗女子学園に入ったばかりの転校生(プレーヤー)が、あんこうチームに所属する5人のキャラクターのうち1名を選び、指定されたルートを一緒に歩いていく設定。「ボコの手がかりを追う」のがミッションとなる。町内に置かれたQRコードのマーカーをスキャンしたり、指定の場所でカメラを使った記念撮影をしながら、オリジナルのストーリーが進んでいく。

 ルートは選択したキャラクターによって異なり、5種類が用意されている。1ルートの想定所要時間は3時間ほど。難易度はルートごとに異なり、最も簡単なのは西住みほ。最も難しいのが冷泉麻子だという。

大洗の街全体に、ガルパンのキャラクターの等身大ポップが設置されている。

 アプリにはあんこうチームの5人に加え、大学選抜チームの4人、そして生徒会長の合計10人が登場する。オリジナル声優による、フルボイス付きとなっている。現時点ではふるさと納税に協力した人限定のサービスとなるが、体験チケットは年明け以降、Google Playストア/App Storeでも販売する計画とのこと。

GPSに加えて、ARの要素も含まれている

 5ルートすべてをコンプリートしたユーザーのうち、先着3000名に向けた“認定証”も発行する。

舞台めぐりの開発元・ソニー企業の安彦さんが持っているのが認定証だ。

5人のキャラごとにコースが用意されている。ちなみに麻子は大洗に10回は来てないと分からないのでは?というほど難易度が高いらしい。

限定3000枚配布予定の認定証は、ボコの部分が箔押しになっていたりと豪華だ。せっかくだから何度も訪れてすべてのコンプを目指したいところ。

 なおサブストーリーとして“島田愛里寿のはじめての大洗”というコンテンツもある。こちらは町の様々な場所に用意されたQRコードを読むことで、その場所に合ったボイスを聴くことができるというもの。ボイスを再生するたびにトロフィーがたまっていく仕組みで、チケットがない人でも利用可能。すでにサービスが始まっている。現在は5ヵ所のみ利用できるが、近日中にスポットを24ヶ所に増やす計画だという。

サブストーリー的な位置づけとなる、島田愛里寿のはじめての大洗。

写真のように街中に設置されたQRコードを撮影し、トロフィーを獲得していく。

©GIRLS und PANZER Film Projekt

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