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11月26日の『日本eスポーツリーグ 2016 Winter』開幕戦が初の公式戦となる

東京ヴェルディがeスポーツチームの体制を発表、国内サッカークラブ初

2016年11月22日 15時23分更新

 東京ヴェルディ 1969 フットボールクラブ株式会社は11月22日、競技性の高いビデオゲームを使ったスポーツ競技『eスポーツ』の専門チームである『東京ヴェルディ eスポーツチーム』を立ち上げ、チームの概要・体制を発表した。会場は神奈川県・川崎の東京ヴェルディクラブハウス。

 活動内容は日本eスポーツリーグ(JeSL)への参戦や国内外大会への出場、イベント開催など。チーム管理や強化に関しては、プロe-Sportsチーム『Unsold Stuff Gaming』を運営する株式会社ブレイクスルーと業務提携し、サポートを得るとのこと。また、機材提供はPCベンダーのレノボ・ジャパンとオフィシャルパートナー契約を結んでいる。

8名の所属選手。『FIFA 17』プレイヤーのKEN選手以外は、他eスポーツチームからのレンタル移籍となる

 所属選手は、『日本eスポーツリーグ 2016 Winter』で採用されるゲームタイトル『FIFA 17』プレイヤーのKEN選手をはじめ、『BLAZBLUE CENTRALFICTION』『OverWatch』のプレイヤー計8名。なお、『BLAZBLUE CENTRALFICTION』部門のソウジ選手はプロeスポーツチーム『Team:GODSGARDEN』から、『OverWatch』部門のVader選手、Novady選手、Aktm選手、Kaminage選手、Sparky選手、Defuse選手は、『USG Iridata』からのシーズン期間中レンタル移籍となる。

ユニフォームはフットボール部門の1stジャージと同じものを着用

 選手たちはフットボール部門と同じスポーツブランド、ATHLETA提供のユニフォームを着用。デザインもフットボール部門の1stジャージと同一となる。チームエンブレムやロゴも基本的には変わらないが、eスポーツ部門であることを示す『e-Sports』の文字が入っているとのこと。

 国内プロサッカークラブのeスポーツ部門立ち上げは初めての試みで、チーム初の公式戦は、11月26日の『日本eスポーツリーグ 2016 Winter』開幕戦となる見込みだ。なお、海外ではすでに独ブンデスリーガのVfLヴォルフスブルグ、FCシャルケ04、イングランド・プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドFC、マンチェスター・シティFCなどが『FIFA』のプレイヤーと契約を結んでいる。


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