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コードの入力の手間を解消!

マイクロソフトアカウントを一番簡単に2段階認証するワザ

 Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。

 基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。

マイクロソフトアカウントの設定画面で2段階認証を有効にする

調査依頼
一番簡単な2段階認証の方法を教えて

 2段階認証とは、ID&パスワードというこれまでの認証に加えて、スマートフォンや別のメールアドレスなどを利用して、2つ目の認証を行う方法。例えば、SMSで2段階認証用のコードを送信したり、専用の認証アプリにコードを表示して、入力する仕組みだ。詳しくは「第26回 Microsoft アカウントを「2段階認証」にする方法」でも紹介しているので参照してほしい。ただし、不正アクセスの可能性が格段に低くなるので安心だが、コードの入力に手間がかかるのがネックではあった。

認証アプリをスマホにインストールする

マイクロソフトアカウントを登録する

 そんな中、2016年8月にマイクロソフトは認証用アプリを統合したうえでリニューアル。新しくなった「Microsoft Authenticator」では、コードの入力方法に加えて、ワンタッチで承認する方法も採用された。

マイクロソフトアカウントで認証しようとすると、「Waiting for you to approve request XXXXX」と表示される

「Microsoft Authenticator」アプリを起動して、「承認」をタップすればサインインできる

 まずはマイクロソフトアカウントの設定画面から、2段階認証を有効にする。この時点では、SMSに届くコードを入力したりする必要がある。次に、スマホに「Microsoft Authenticator」アプリをインストールする。Windows 10 Mobileだけでなく、iOSやAndroid版も用意されている。

iPhone 7なら超簡単。メッセージが表示されたら押し込むだけ

「承認」をタップすればサインインできる

 マイクロソフトアカウントの2段階認証が必要になると、画面に「Waiting for you to approve request XXXXX」と表示されるので、「Microsoft Authenticator」アプリを起動しよう。すると、コードも表示されているのだが、「サインインを承認しますか?」というダイアログが表示されるので、「承認」をタップすればいい。これだけなら、それほど手間がかからないので2段階認証も気軽にできるだろう。


これでズバッと解決!

 最新の認証アプリでは、ボタンをタップするだけで2段階認証できるようになっているので手間がかからない


 Windows 10探偵団は毎週、月・水の午前9:00、日曜日の12:00に更新します。お楽しみに!


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