週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

キモチアイテム機能に注目!

本日「生テレ」サービス開始! 「Abema TV」とどう違う?

2016年10月04日 13時50分更新

 ブックウォーカーが新たな動画配信サービス「生テレ」をリリースした。

「生テレ」はどんなサービスか?

 生テレはタレント自身が生放送をするプラットフォームで、ファンたちは、コメントや「キモチアイテム」などを投げ込むことで応援できるスタイルになっている。まずは、競合し得る動画配信サービスと表で比較してみよう。

  生テレ ニコニコ生放送 SHOW ROOM LINE LIVE FRESH! by AbemaTV
視聴料金 無料 無料(一部有料) 無料 無料 無料
ギフティング(アイテム課金) ◯(キモチアイテム) △(あちらのお客様からシステム) ×
グッズ販売 ◯(あちらのお客様からシステム) × × ×
コメント機能
メディア連携 ◯(KADOKAWA)
未ログイン視聴 ×
配信者向け解析ツール ×
タイムシフト機能 × ×

 表中の「キモチアイテム」が生テレの大きな特徴だ。キモチアイテムは、視聴者がサイト内で購入し、タレントにプレゼントできる有料の課金アイテム。実際にプレゼントすると、放送画面にオリジナルのアニメーションなどが出現し、応援したいタレントの、番組内での演出を増やすことができるというものだ。タレントに直接メッセージを送信できる機能や、投票機能などと合わせ、人気のある番組は積極的にコメントやアニメーションなどが飛び交うことが予想される。

 投票機能では、たとえば「次回のライブに何を着てほしい?」など、放送内容のみでなく、今後の活動の方針などにもファンがかかわれる。ファンとタレントが一体になって番組を作り上げ、両者ともに一体感を強く感じることができるのが大きな特徴。

将来的にはタレント発掘も!

 また運営に関して、ブックウォーカーはドワンゴおよびKADOKAWAと連携。ドワンゴとはニコニコ生放送と生テレの番組共同制作などを実施、KADOKAWAは雑誌や映画などを通じて協業する。また、スターを目指すタレントのたまごを対象に、他メディアと協業してのオーディション企画も実施し、新人発掘なども実施していく計画だ。

 料金体系は、キモチアイテムの投入や番組内での投票などの際に、一部有料となるフリーミアムモデルを採用する。閲覧のみなら登録が不要という手軽さも魅力。料金もかからわないため、まずは利用してみてはいかがだろう?

2016年10月6日:初出時、「FRESH! by AbemaTV」の名称およびサービス内容に一部誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう