週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

ソニーブースで「α99II」の実機をチェック!

なぜソニーはAマウントにこだわるのか? ZEISSといっしょに考えた

2016年09月23日 15時20分更新

 Photokina2016が現地時間9月20日に開幕し、ぐるぐる回ってきたので、レポートを順次お伝えする。

 富士フイルムの中判ミラーレス「DXF」が台風の目だとすると、ソニーが「α99II」を発表したのは晴天の霹靂といいましょうか、バックブリーカーだ。

 パナソニックとオリンパスがフラッグシップを出すのは、前モデルからともに3年経っているので予想通りだった。

 ソニーについては、日本からの取材陣はみんな「α7」のプロモデルとしての「α9」を予想していたので、α99IIはかなりやられた感じ。

 で、ソニーブース。例年ほぼ同じサイズで、明るく白を基調にしたデザインだ。ここからは写真で紹介する。

お目当ての「α99II」を発見!

ありました「α99II」です。ずっしりとした重量感がたまりません。今回各社がフラッグシップモデルを発表しましたが、ブースで誰でも触れるのはα99IIだけなんです。なので、毎日たくさんのお客さんが詰めかけています

ありました「α99II」です。ずっしりとした重量感がたまりません。今回各社がフラッグシップモデルを発表しましたが、ブースで誰でも触れるのはα99IIだけなんです。なので、毎日たくさんのお客さんが詰めかけています

白レンズの70-200mmF2.8を付けたα99IIも発見。これが似合うカメラですよね。しばらく試撮してみましたが、AFの速さはもう瞬時すぎてよくわかりません。EVFは解像度は昨今のXGAのままですが、とてもきれいになっていて驚きました。でも片手で持つのは重いです

白レンズの70-200mmF2.8を付けたα99IIも発見。これが似合うカメラですよね。しばらく試撮してみましたが、AFの速さはもう瞬時すぎてよくわかりません。EVFは解像度は昨今のXGAのままですが、とてもきれいになっていて驚きました。でも片手で持つのは重いです

4年前に発売されたα99(左)と並んだ展示もありました。前モデルはなで肩な上に、ペンタ部分のマイクが目立ちますね

4年前に発売されたα99(左)と並んだ展示もありました。前モデルはなで肩な上に、ペンタ部分のマイクが目立ちますね

レンズを外すとおなじみのミラーが現われます。最近のミラーレスに慣れているとちょっとビクッとしますね。でも最近のAマウントのαは、一眼レフですが、ミラーは固定で跳ね上がりません。いわゆるハーフミラーになっていて、通常フォーカシングスクリーンがある場所にAFセンサーが付いています。加えて撮像用のCMOSに埋め込まれた位相差センサーと両方がハイブリッドに働いて高速AFを実現しています

レンズを外すとおなじみのミラーが現われます。最近のミラーレスに慣れているとちょっとビクッとしますね。でも最近のAマウントのαは、一眼レフですが、ミラーは固定で跳ね上がりません。いわゆるハーフミラーになっていて、通常フォーカシングスクリーンがある場所にAFセンサーが付いています。加えて撮像用のCMOSに埋め込まれた位相差センサーと両方がハイブリッドに働いて高速AFを実現しています

 本体上部には情報表示の液晶もあって、なんだかちょっとレトロ。α7を見慣れた目にはやはりボディの厚みがプロな感じです

 本体上部には情報表示の液晶もあって、なんだかちょっとレトロ。α7を見慣れた目にはやはりボディの厚みがプロな感じです

背面はおなじみのレイアウトで戸惑いません。液晶も明るくて鮮やかです

背面はおなじみのレイアウトで戸惑いません。モニターも明るくて鮮やかです

ちなみに空間光学手ブレ補正内蔵のアクションカム「X3000」「AS300」はこちらではようやく発表され、手ブレ補正の強さをアピールしております

ちなみに空間光学手ブレ補正内蔵のアクションカム「X3000」「AS300」はこちらではようやく発表され、手ブレ補正の強さをアピールしております

ソニーとツァイスの協業が20周年になるので、記念の展示がありました。みなさんはいくつ持っていますか? 自分は「F505K」と「R1」を2台と「α900」と……ああ、「T1」と「TX1」もあります。ハンディカムも2台かな? 交換レンズの数は聞かないでください

ソニーとツァイスの協業が20周年になるので、記念の展示がありました。みなさんはいくつ持っていますか? 自分は「F505K」と「R1」を2台と「α900」と……ああ、「T1」と「TX1」もあります。ハンディカムも2台かな? 交換レンズの数は聞かないでください

ツァイスのブースでレンズをチェック!

というわけで、そのままツァイスに来ました。いつもどおり、巨大なApoPlanarが迎えてくれます

というわけで、そのままツァイスに来ました。いつもどおり、巨大なApoPlanarが迎えてくれます

一眼用のツァイスレンズはブランド名がついていて「Otus」「Milvus」「Batis」「Loxia」なんですが、わかりにくいのでなんとかしてほしいですね

一眼用のツァイスレンズはブランド名がついていて「Otus」「Milvus」「Batis」「Loxia」なんですが、わかりにくいのでなんとかしてほしいですね

こちらはキヤノン・ニコン用のMFレンズ「Milvus」の新製品135mmF2と18mmF2.8、15mmF2.8です。この曲線美がほれぼれしてしまいます

こちらはソニーEマウント用のMFレンズLoxiaシリーズで、直線的デザインです。新製品の85mmF2.4は長身でハンサムですね

こちらはソニーEマウント用のMFレンズLoxiaシリーズで、直線的デザインです。新製品の85mmF2.4は長身でハンサムですね

Eマウント用のAFレンズがBatisで、新しい18mmF2.8は美しい曲線デザインですが、けっこうデカいです。実物を見てからポチリましょうね

Eマウント用のAFレンズがBatisで、新しい18mmF2.8は美しい曲線デザインですが、けっこうデカいです。実物を見てからポチリましょうね

はい、CP+でも見たことがあるExoLensです。これは0.6倍もMutarレンズです。大きく見えますが、フードが立派なんです。こだわりです

今回、新たに望遠とマクロズームが加わりました。もちろん天下のZEISSマーク入りですから、歪みやニジミもありません

「Mutar 2.0x Asph T* telephoto lens」(左)と「Vario-Proxar 40-80 T* macro-zoom lens」(右)です。マクロは3~5cmまで寄って、5~8cmの範囲が撮れるそうで、欲しくなりました

「Mutar 2.0x Asph T* telephoto lens」(左)と「Vario-Proxar 40-80 T* macro-zoom lens」(右)です。マクロは3~5cmまで寄って、5~8cmの範囲が撮れるそうで、欲しくなりました

物欲が高まったので会場を出て家電量販店へ!

こちらは2週間前に出荷が始まったばかりのヘッドセット「VR ONE PLUS」です。前モデルはiPhoneとGalaxyのみ対応でしたが、こちらはホルダーを工夫して4.7~5.5インチまでのスマホがどれでも入るようになりました。129ユーロは買いそうです

こちらは2週間前に出荷が始まったばかりのヘッドセット「VR ONE PLUS」です。前モデルはiPhoneとGalaxyのみ対応でしたが、こちらはホルダーを工夫して4.7~5.5インチまでのスマホがどれでも入るようになりました。129ユーロは買いそうです

というわけで、物欲がムラムラしたのでドイツのヨドバシカメラと呼ばれている「SATURN」に行ってきました。中心部では「Kaufman」というデパートに入っています

というわけで、物欲がムラムラしたのでドイツのヨドバシカメラと呼ばれている「SATURN」に行ってきました。中心部では「Kaufman」というデパートに入っています

ソニーのカメラコーナーにはAマウントとEマウントが半々で展示されていました。α99IIを出したのは当然なんですね

ソニーのカメラコーナーにはAマウントとEマウントが半々で展示されていました。α99IIを出したのは当然なんですね

おまけですが、iPhone 7もちろん売っています。32GBが899ユーロ、128GBが1009ユーロ、256GBが1119ユーロです。日本では税込で9万2664円、 10万4544円、 11万6424円ですから、タックスリファウンドすると同じくらいでしょうか?

おまけですが、iPhone 7もちろん売っています。32GBが899ユーロ、128GBが1009ユーロ、256GBが1119ユーロです。日本では税込で9万2664円、 10万4544円、 11万6424円ですから、タックスリファウンドすると同じくらいでしょうか?

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この特集の記事