週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

画面を見ずに遊べる、歩数も溜まる

次回入荷は11月!? 大人気「ポケモンGO Plus」をゲットだぜ

2016年09月19日 17時00分更新

 「ポケモンGO Plus」を入手しました。スマートフォンをカバンなどに入れておいても、「ポケモンGO」の主要操作が行えるというガジェット。価格は3780円。

 「周囲にポケモンが現れた」「ポケストップがある」という情報を、ランプと振動で知らせてくれる機能を持ちます。さらにボタンを押すだけでポケモンを捕まえたり(失敗もしますが)、ポケストップで道具を入手できるというすぐれもの。

 本体サイズはおよそ幅33×奥行き17.5×高さ46mm、重量はおよそ13g(電池含む)。

 ポケモンGOを起動してペアリングしたら、あとはバッググラウンドで動作していればよいのが特長。他のアプリを起動していても、端末をスリープ状態にしてカバンに放り込んでいても、接続状態は維持されるので、ポケモンGO Plusは使えます。後述しますが、これが本当に便利です。

 また、画面を見ずに遊べるという点で、トレーナーにとって役立つというだけではなく、いわゆる歩きスマホ対策にもなるでしょう。

箱はそんなにしっかりした紙ではありませんが、ホビーならこれでよいのかという気も

専用バンド、本体が入っています。あとは説明書のみ

本体の外観

本体は裏側がクリップのようになっていて、取り付けられます

カバンなどに取り付けるもよし

ポケットに付けるのもいいでしょう。スーツの胸ポケットに似合うかはともかくとして

 そもそも、筆者がこれを入手できたのはまったくの偶然です。ちょっと脱線しますが説明しましょう。

 ポケモンGO Plusの発売日は9月16日。もう一つ話題になった“Plus”、iPhone 7 Plus(およびiPhone 7)の発売日でもありました。筆者はiPhone 7 Plusのジェットブラック・128GBモデルを予約していました。

 多くの人がご存知かと思いますが、本記事を書いている9月18日時点で、iPhone 7 Plusは入荷待ちの状態。特に新色のジェットブラックを今からApple Storeに注文すると、到着予定は11月という悲しい感じです。

 ところが筆者はいまいち読みが浅く、予約も早めにしたから、たぶん発売日にはすぐに「入荷しました」というメールが来るに違いない……と楽観視し、9月16日の朝にいそいそと起きてメールを確認していたのですね。今にして思えばマヌケの一言なのですが。

 当然、メールは来ていない。「まあ、早すぎたかな」と、このときはまだ甘く見ていたのですが、「そうだ、今日はポケモンGO Plusの発売日だ」とふと思い出した。しかし、今からポケモンセンターに並びに行くには仕事もあるし……とAmazon.co.jpを見ると、あれ、普通に売ってる。

 発売も延期になったし、在庫はたっぷり確保しているのかな…と思いつつ、あっさり注文完了。当日に届きました。ただ、9月16日のお昼にAmazonを見るともう品切れになってしまったので、本当に筆者は、運がよかった。ちなみにiPhone 7 Plusに関してはうんともすんともです……。

9月18日、16時30分の時点で、Amazon.co.jpでは品切れ。それは当然として、マーケットプレイスでは9980円から。うーん……

 閑話休題。肝心のポケモンGO Plusの話をしましょう。

 スマートフォンとの接続はBluetooth経由で、ペアリングはゲーム画面から可能です。

 そういえば発売日、「ポケモンセンター」の店舗で本体を購入し、その場ですぐにペアリングしようとした人たちが多数いたため、「自分の端末と全然ペアリングできない!?」とみんながパニックになったそうな。「そりゃそうじゃ」とオーキド博士ばりに言いたくなりますが、気持ちはわかります。

メイン画面中央下のモンスターボールのアイコンをタップしてメニューを呼び出し、右上の「設定」をタップ

「Pokémon GO Plus」という項目があります

使い方の説明も表示されます

スマホのBluetoothを有効にして、ポケモンGO Plus本体のボタンを押しておくと「使用可能なデバイス」に表示されるので、これをタップ。ペアリングは以上で完了

 近くにポケモンが現れるとポケモンGO Plus本体が振動し、ランプが緑に点滅します。ボタンを押すと、ポケモンを捕まえるために「モンスターボール」を投げます。つまり「スーパーボール」「ハイパーボール」は使えない、というところは注意。

 捕獲に成功したか失敗したかは、ランプの色・点滅と振動のパターンで判別できます。虹色に光ったら成功、赤色は失敗です。

 ちなみに「おこう」の効果で引き寄せられたポケモンには反応しないとのこと。この点はかなり重要なので、忘れないように。ただ、「ルアーモジュール」の効果で出てくるポケモンには反応します。

 また、ポケストップの近くに来ると本体が振動し、ランプが青く点滅します。ボタンを押すと、ポケストップに立ち寄り、道具を手に入れられます。

本体のボタンがピカーッと光ります

ポケモンGO Plusを有効にしたまま画面を見ると、左上のポケモンGO Plusのアイコンから、ポケモンに線がピーッと引かれています。どのポケモンに本体が反応しているかわかるというわけです

もちろんポケモンGO Plusの操作はゲーム画面にも反応されます

ホーム画面の通知にも結果が表示

 スマホがスリープ状態の間にポケモンGO Plusを使って行ったことは、「ぼうけんノート」で確認しましょう。どのポケモンを捕まえた/逃げられてしまったか、どんな道具を手に入れたのかなどの情報を一覧できます。

ポケモン GO Plusの成果は「ぼうけんノート」で確認しましょう

 実際使ってみると、これは本当に便利です。うれしいのは、バックグラウンドで動作している間も、タマゴをかえすことや、相棒のポケモンのアメをもらうために必要な「歩いた距離」が反映されること。スマホがスリープ状態でもポケモンGO Plusがあれば歩数は稼げるし、道具も溜めやすい。

 ポケモンGOを起動したら、あとはポケモンGO Plusと一緒に歩くだけ、震えたらボタンを押すだけでいい。

 難点としては、ゲーム画面を見ないと捕まえようとしているポケモンがわからない、同じくポケストップで手に入れた道具がわからないこと。しかし、ポケモンに反応したら(緑色に点滅したら)立ち止まってからスマホを見るという手がありますし、道具はある程度集まったら確認すればよい。

 ただ、ポケモンに投げるのはモンスターボールのため、「ズリのみ」は使えませんし、スーパーボール/ハイパーボールももちろん使えない。捕獲率は手動で操作するより下がるでしょう。その点には注意する必要があります。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう