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大容量オーディオグレードコンデンサを採用

オンキヨー、フルバランス設計のハイレゾプレーヤー「DP-X1A」

2016年09月15日 18時58分更新

 オンキヨー&パイオニアイノベーションズは9月14日、オンキヨーブランドより、ハイレゾ音源対応ポータブルデジタルオーディオプレーヤー「DP-X1A」を発表した。発売日は10上旬で、販売予想価格は8万6184円前後。

 DP-X1Aは、DSDは11.2MHz、FLAC・WAVは384kHz/24bit、MQAのハイレゾ音源の再生に対応し、DACから出力端子までフルバランス回路設計にするAndroid OSを搭載したポータブルデジタルオーディオプレーヤーだ。Wi-FiおよびBluetooth機能により、ワイヤレス環境下でさまざまな機器との連携が可能だ。

 オーディオ回路には、ESS社製 SABRE DAC「ES9018K2M」、SABRE「9601K」をそれぞれ2個搭載。S/Nのよいクリアかつ広がりのある音を実現したという。通常のBTLバランス駆動に加え、Active Control GND駆動が可能。2つのDAC出力のL-GND/R-GNDをCOLD側アンプを使い「0V」に固定し、揺らぎを排除したクリアで奥行きのあるサウンドに仕上げた。

 Android CPU基板とオーディオ(DAC/アンプ)基板を別基板にすることで、オーディオ回路へのデジタルノイズの影響を排除した「筐体内基板セパレーション構造」を採用。高音質出力を実現するバランス出力端子や Micro USB/OTGデジタル出力を搭載し、さまざまなヘッドホンや周辺機器に対応した。

 サイズはおよそ幅75.9×奥行き12.7×高さ128.9mmで、重量がおよそ205g。ディスプレーは4.7型(静電容量タッチパネル)。内蔵ストレージは64GB(システム領域約 7GB と共用)で、拡張スロットはmicro SD×2(SDXC対応)。音楽再生可能ファイルはDSD/DSF/DSD-IFF/FLAC/ALAC/WAV/AIFF/MQA/Ogg-Vorbis/MP3/AAC。再生周波数帯域は20Hz~80000Hzで、インピーダンス16~300Ω(Unbalance)、32~600Ω(Balanced)。

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