週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

IoT&ハードウェアの祭典『IoT&H/W BIZ DAY 2 by ASCII STARTUP』

月額980円からの簡単ホームセキュリティ「Secual」 法人向けパートナープログラムも展開中

2016年08月18日 07時00分更新

 大好評のIoT/ハードウェアの体験展示+カンファレンス+ネットワーキングイベント第2回が8月26日(金)開催決定! 展示ブースでの注目製品の情報をご紹介します。

■■IoT&H/W BIZ DAY2参加登録はコチラ!(イベントレジストに遷移)
(Peatixはコチラ)■■

 月額980円(税別)からの格安のホームセキュリティが、これまでサービスを利用できなかった層に受け入れられている。

 「Secual(セキュアル)」は、窓やドアに貼るだけの簡単ホームセキュリティシステム。設置工事や配線も不要だ。窓やドアに設置したセンサーが振動や衝撃、開閉を検知し、ネットワークでつながったゲートウェイとスマホ上の専用アプリに通知を行う。

 センサー、ゲートウェイ、スマホアプリだけのシンプルな仕組みだが、警報ブザーでの侵入犯への威嚇や、事前に登録したグループ(「家族」や「ご近所」)へ簡単に一斉通知ができ、警戒の呼びかけや状況確認を依頼することができる。

 2016年5月より一般販売を開始しており、シンプルな利用方法のため女性や高齢者から反響が大きいという。離れて暮らす家族への見守りとしても役立ちそうだ。

シンプルなUIのアプリ。アラート状況やセンサーの電池容量なども確認できる

 一式の価格は、ゲートウェイが5500円(税別)、センサーが3500円(税別)で、ゲートウェイ1台ごとに、月額980円(税別)の利用料がかかる形だ。警備員が駆けつけるわけではないが、一般のホームセキュリティシステムと比べると格段に安価となっている。

 だが、Secualはただ安価なだけではない。技術的なポイントは、窓に貼ったセンサーでの異変感知にある。加速度センサーによって振動を検知するが、ただなんでも衝撃や振動があればアラートを出すわけではない。

 交通量など周辺の住環境で窓への振動などが変わることを考慮しており、センサー経由で集めた振動のパターンを機械学習で分類している。将来的には集まったデータから、どのような位置にセンサーが設置されたかがわかるほどだという。また、集めたデータ自体を他のIoTサービスを行う企業と連携させる動きもある。

 5月から正式販売を始めたSecualだが、カジュアルな価格設定のため、家庭だけでなく店舗やオフィスの入退室管理などさまざまな用途での利用が見えている。

 そのため、個別の直販だけでなく取り扱いたい法人向けのパートナープログラムも用意。不動産管理会社・販売代理店向けに販売パートナーや紹介パートナーの募集も行っている。

 8月26日(金)に開催される“IoT&H/W BIZ DAY 2 by ASCII STARTUP”では、開発を手掛けるハードウェアスタートアップのSecualが出展予定。会場では実機展示や解説を予定しているのでぜひチェックしてほしい。

■関連サイト

『IoT&H/W BIZ DAY 2 by ASCII STARTUP』

開催概要
■日時:2016年8月26日(金)
開場 11時30分 終了予定 18時
■場所:株式会社KADOKAWA KADOKAWA富士見ビル
東京都千代田区富士見2-13-12
■入場料:展示ブース(無料)、各セッション(1000円)、全カンファレンスフリーパス【EventRegist限定】(4000円)
■募集人数:各セッション100名、入場チケット500名(予定)
■イベント内容:5セッションを実施予定、出展ブース ハードウェア/IoTスタートアップ企業による展示、実機デモ、物販など
■参加方法:カンファレンス / 展示エリア共に事前登録制
■主催:ASCII STARTUP
■協賛・協力:ニッポン放送、MCJ、アペルザ
■出展:ニッポン放送、Secual、MAMORIO、ガラポン、kibidango、THRIVE、TeNKYU、NAIN、バカン、ピレネー、Blincam、プログレステクノロジーズ、BONX、まごチャンネル、ユカイ工学、PANORA ほか予定
■レジストレーションスポンサー:イベントレジスト
■ドリンクスポンサー:伊藤園
※ブース出展の追加お申し込みも受付中です。詳細はこちらをご確認ください。
※プログラム内容は予定です。都合により変更となる場合があります。

■■参加登録はコチラから!(予約ページに遷移します)■■
※Peatixでの予約はコチラ

※お詫びと訂正:記事初出時、料金の表記に誤りがありました。「センサー1点につき月額料金がかかる」のではなく「ゲートウェイ1台ごとに月額料金がかかる」のが正しい形となります。記事を訂正してお詫びします。(2016年8月23日)

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事