週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

「Spot message」

「ポケモンGO」感覚でお墓や思い出の場所にメッセージを

2016年08月16日 17時00分更新

アスキー編集部のカルチャー担当・コジマが、世間をにぎわせているトレンドをピックアップ! 明日使える(?)トレンド情報をあなたに。

 「ポケモンGO」人気は衰えることを知りません。現実の風景にポケモンが表示されるAR機能を楽しんでいる人、結構いらっしゃるのではないでしょうか。こんなところにポケモンが! みたいなノリで、SNSにクスっと笑えるスクリーンショットをアップしている人をちらほら見かけます。いわゆる「ガチ勢」の人はあまり使ってないかもしれませんが。

 さて、今回紹介するのは、現実の風景にポケモン……ではなく、「思い出の写真とメッセージ」をARで表示させるサービスです。

 良心石材は「Spot message(スポットメッセージ)」を8月15日からスタート(iOS対応は8月下旬予定)。AR技術と位置情報アプリケーションサービスを利用して、お墓や故人との思い出の場所などで、メッセージ動画/写真をスマートフォンやタブレットなどに届けるというものです。

使用イメージ

 まず、メッセージタイトルの作成、写真や動画の指定、スポットの登録、シェアする相手の登録……という4つのステップで、指定のスポットにメッセージを残します。

 一方受け取る側は、アプリを開き、スポットの場所を確認すると、指定されたスポットまでの距離が「あと〇〇」と表示されます。そしてスポットから20メートル以内の地点に到着した際に、「メッセージを見る」ボタンを押せば、動画メッセージや写真が表示されるという仕組み。

利用料金はこんな感じ

オプションプランもあります

 特定の人だけでなく、スポットを訪れる全ての人にメッセージを見せることができるといいます。利用料は基本無料ですが、画像や動画のメッセージの登録・閲覧しかできません。ARメッセージを作成できるのは、今のところ、有料会員かつオブションサービスを使った場合に限ります。

 「その場に訪れないと見られない」というところに、このサービスのキモがあります。お墓参りに限らず、思い出の場所にメッセージを残すとか、旅行先の記念にメッセージを置くとか、世田谷公園に某ポケモンのファンアートを置くとか、いろいろな活用法がありそうです。


■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事